当社は日本全国のパートナー講師と業務提携し、講座を受け持ってもらっています。これまでは講師に、社内などで印刷・製本した研修テキストを月間で約数百件、発送していました。そこで問題になっていたのは、テキスト発送作業の煩雑さです。テキストを印刷、宛名ラベル等を作成し、封入、配送する一連のプロセスに多くの時間と労力がかかっていたのです。
また、それらは手作業のため、大量発送のなかで常に配送ミスのリスクもありました。誤った住所へ配送し、研修当日までにテキストが届かないなどの問題が発生する可能性もあり、作業には神経を使っていました。

「ネットプリントサービス for business afterpay」導入後は、講師には研修テキストを自身で印刷してもらうようにしました。最新のテキストのPDFデータをクラウド上のネットプリントセンターにアップしておき、講師にプリント予約番号をメールなどで案内。講師は最寄りのセブン-イレブン店舗のマルチコピー機でプリント予約番号を入力するだけの簡単な操作で、好きな時間にすぐにテキストを入手できます。初めての方にでも迷わず印刷してもらうことができ、助かっています。

導入後、最も大きな効果を実感しているのは、業務効率の向上です。テキストの印刷や宛名ラベルの用意、封入、配送という一連の作業が不要になり、業務工数は約20〜30％減りました。自社で印刷を用意するよりも、印刷のコスト自体は若干増加しましたが、人件費や配送費の削減により、トータルでの費用対効果は向上しています。
また、以前までは常に発生する可能性があった送付ミスがほぼゼロになりました。これにより、講師への到着確認や送り直しの手間、研修に間に合わなくなるなどのリスクが大幅に減少しました。

大量の印刷物の送付が必要な企業にとって、業務効率の大幅な向上につながると思います。印刷、宛名ラベルの用意、封入、配送の手間が省けて、人的リソースを他の重要な業務に振り向けられます。印刷・配送コストだけでなく、作業時間や人件費も含めた総合的なコスト削減を目指す企業に適しています。また、リモートワークを推進し、社員への資料の配布に課題を抱える企業にも役立つのではないでしょうか。
使い方が簡単なところもいいですね。当社でも、導入後すぐに日常業務の一部として定着しました。ITに慣れていない社員が多い部署や、年齢層の幅が広い組織でも安心して導入できると思います。
　そして、送付ミスによる情報漏えいのリスクを減らしたい企業にとって、このサービスは有効な解決策となると思います。プリント利用実績の管理が行え、プリント可能回数を設定することもできるので、資料の無用な散逸を防ぐこともできます。

今後もこのサービスを活用していく方針で、社内システムとの連携を強化することでさらに利便性を上げていきたいと考えています。