お客様導入事例
社会医療法人 河北医療財団 様
beatは情報システム担当の味方
安全なネットワーク環境の構築・
運用・保守をトータル支援
事例の概要
- 医療機関が標的のサイバー攻撃が発生しており、より強固なセキュリティネットワークを構築する必要があった
- 多摩事業部の約20の事業所を情報システム担当1.5人で担当しており、業務負荷が大きかった
- 現場で障害が発生してから、情報システム課に報告が来るまでにタイムラグが発生していた
- 多層防御によって、よりセキュアなネットワーク環境を構築
- ファームウェアの更新やVPN接続もbeatに任せられるため、運用が楽になった
- beatがトラブルをいち早く検知し、コンタクトセンターから連絡をくれる運用になった
- 情報システム担当の負荷を軽減できるサービスであったこと
- 24時間365日beat-boxを遠隔監視し、トラブル時には土日祝日でも対応してくれる
- 月額サービスで、専用機器のbeat-boxもレンタルなので、手頃な価格で導入できる
- 特定のインターネット回線に縛られず、既存の回線を利用できたこと
事例の詳細
事業内容を教えてください
導入前はどのような課題を感じていましたか
多摩事業部で当時使っていたファイアウォールがリース満了を迎えるに当たり、機器の代替を検討していました。昨今、医療機関を標的としたサイバー攻撃が発生しているため、多層防御によってネットワーク環境をさらにセキュアな状態にしたいと考えていました。また、一番課題に感じていたのが、現場から声が上がらないとトラブルをキャッチできないため、現場で障害が起きてから情報システム課に報告が来るまでにタイムラグが発生していたことです。今まで、年に数回障害が発生することはあっても、幸い大きな問題にまでは至りませんでしたが、障害発生時にすぐに対応できる仕組みが必要だと感じていました。さらに、多摩事業部の情報システム担当は1.5人のマンパワー体制で約20の事業所を担当しており、サーバー・PC・ネットワークなどの運用、管理、保守、毎日のメールや電話での問い合わせ対応に追われ、業務負荷が大きい状況でした。
情報システム課 木村 英嗣 様
導入の決め手を教えてください
情報システム担当の負荷を減らせるサービスだったことが大きな決め手です。beatは24時間・365日、beat-boxをリモート監視し、何か異変があればコンタクトセンターから連絡があり、ネットワークに問題が発生した際にはコンタクトセンターへ土日祝日でも相談ができます※1。また、脆弱性対策としてファームウェアが自動更新されるので、セキュリティ管理をbeatに一部任せられ、非常に助かっています。しかも、特定のインターネット回線に縛られず既存の回線を利用できたことと、月額サービスのため拠点数の変化に合わせて契約を見直せ、専用機器のbeat-boxもレンタルなので、手頃な価格で導入できる点も魅力でした。
当財団は、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの複合機やDocuWorksを活用しており、長い付き合いがあります。いつも営業やSE、カストマーエンジニア(CE)が親身に対応してくれるので、信頼関係があるのも大きかったです。
導入後の効果について教えてください
各拠点のbeat-boxの状況を常に監視し、何かトラブルが起こった際にはすぐに対応できる仕組みを作れたのが大きな効果です。beatに替えてからは、まだトラブルの発生はありませんが、仮に発生したとしても、トラブルをいち早く検知してコンタクトセンターから連絡をしてくれます。医療・介護現場にはITに強くない人も多いため、トラブルの重要度合いや原因が分からず、情報システム担当者への連絡が遅れることも多々ありましたが、初動が早くなると期待しています。また、拠点間をつなぐVPN接続もbeatにお任せできるので運用が楽になりました。さらに、各拠点にあるbeat-boxの稼働状況を、PC上で常に把握できるようになったことも大きな価値です。今までは、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンのSEに毎度お願いをする手間が発生するため、機器の台数や通信量、IPアドレスなどを知りたい時にすぐに確認ができませんでした。しかし、今では必要な時に自分で確認できるので管理が楽になりました。また、管理画面もシンプルで分かりやすく気に入っています。
beatはどのような会社におすすめですか
情報システム担当の人員が足りていない会社、いわゆる“ひとり情シス”の会社におすすめできると思います。当財団はまだ、工数がどれくらい減ったという定量効果は出ていませんが、情報システムの業務を一部肩代わりし、伴走してくれるのがbeatの良さだと実感しています。
さらなる活用や今後の取り組みについて教えてください
ネットワーク周りに限らず、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンにはすでにさまざまな面でサポートをしてもらっていますが、世の中では今、DXの潮流の中で日々新しいサービスが生まれています。当財団に合った製品・サービスの情報を頂けたらうれしいです。また、当財団では今、フリーアドレスやリモートワークなども検討しているので、ABW※2を体現した富士フイルムビジネスイノベーションジャパンのオフィスもぜひ参考にさせてもらいたいと考えています。引き続きご支援をよろしくお願いします。
(右から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 須永 昌巳
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 湯川 知佳
社会医療療法人 河北医療財団 情報システム課 木村 英嗣 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 萩原
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企業プロフィール
社会医療法人 河北医療財団
- 業種
- 医療
- 事業内容
- 病院、クリニック、介護施設などを運営
- 従業員
- 2,942名(2023年6月現在)
- 財団本部
- 東京都杉並区阿佐谷北1丁目7−3
※掲載内容は2023年9月時点の情報です
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東京都杉並区に本拠を置く河北医療財団は、1928年に創立されました。河北総合病院を主軸とし、臨床研修病院・地域医療支援病院として地域医療を担っています。多摩事業部では高齢者が最期まで住み慣れた地域で暮らし続けるために、1980年より、医療と介護のトータルケアサービス「あいセーフティネット」を提供しています。現在は天本病院をはじめ、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーションなどの医療機関や、介護老人保健施設、居宅介護支援事業所、グループホーム、小規模多機能施設の介護施設など約20の事業所を多摩ニュータウンで展開しています。