お客様導入事例
リアルタイムな情報共有、
テレワークを可能にするMicrosoft 365
オフィスあんしん365で1,000人からの問い合わせもお任せ
事例の概要
- 古いメール環境や、ノートパソコンを持ち出せないなど、コロナ禍でテレワークができるITインフラがなかった
- テレビ会議システムの導入コストが高く、少人数の拠点は使用できなかった
- 情報システム部6名で1,000人以上からの問い合わせに対応しており、負荷が大きかった
- 営業日報の入力が人によってバラツキがあった
- Microsoft 365、モバイルPC、スマートフォンの導入で、全拠点からWeb会議に参加、テレワークも可能に。リアルタイムで重要事項も確認できるように
- オフィスあんしん365の導入で、情報システム部への問い合わせ対応の負荷が軽減
- Microsoft 365のアプリを活用した営業日報システムで、営業活動を見える化できた
- テレワーク、Web会議、視覚的なポータルサイトなど、場所や時間を問わずタイムリーなコミュニケーションが取れ、生産性が向上することが見込めたため
- 富士フイルムビジネスイノベーションジャパンのMicrosoft 365の導入実績と、技術力の高さへの安心感
- 導入時のマニュアル作成や勉強会の開催、1,000人以上からの問い合わせ対応を任せられることで情報システム部の負荷軽減が見込めたため
事例の詳細
事業内容を教えてください
情報システム部 情報システムグループ 部長 沖田 祐司 様
導入前はどのような課題を感じていましたか
新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークができる環境を早急に整える必要が生じました。しかし、古いバージョンのMicrosoft Officeの使用によるサポート切れへの対応、メールソフトの運用問題に加え、モバイルPC以外は原則として社外持ち出し禁止としていたため、テレワーク実現には程遠い環境でした。また、すでにテレビ会議システムは使用していたものの、ハードの購入コストが高く少人数の拠点には未導入。別拠点に移動してテレビ会議に出席するなど不便な思いをさせていることも以前から課題でした。
さらに、営業担当者や現場作業者は主にガラケー(フィーチャーフォン)を使用、ポータルサイトにリアルタイムで掲載される重要資料も社外で確認できないため、必ず帰社する必要があり、かなりの負担だったと思います。
加えて、情報システム部の6名で、社内の1,000名以上からの問い合わせ対応や新機能の説明会開催に非常に多くの時間を費やしており、これらの対応時間を削減することも課題でした。
情報システム部 情報システムグループ プロジェクトリーダー
佐久間 愛美 様
導入の決め手を教えてください
コロナ禍が契機となり、古いITインフラの刷新は待ったなしでした。その中で、Microsoft 365をベースとした「オフィスあんしん365」を提案してくださったのが富士フイルムビジネスイノベーションジャパンでした。私たちが何に困っているかを把握するための丁寧な現状分析と、どんな質問にも「できません」とは答えず、「では、こういう方法はどうでしょう」と、一緒に解決案を探ってくれる姿勢をとても心強く感じました。また、ベンダーとしてMicrosoft 365の導入実績が高かったことも、信頼につながったポイントです。
さらに、単にライセンスを売るだけではなく、通信量の増加に伴うネットワーク補強への的確なアドバイスをはじめ、技術力をベースに当社に合わせた構成と価格で提案してくれたのは富士フイルムビジネスイノベーションジャパンだけでした。
何より、情報システム部としては、導入時のマニュアルの整備や勉強会の開催、社内の1,000人以上からの問い合わせ対応を任せられるなど、ずっとサポートを続けてもらえるところが大きな決め手でした。
情報システム部 情報システムグループ 斎藤 拓也 様
導入後の効果について教えてください
Teamsは、コミュニケーションの緊急性が高い当社取締役に先行して導入しました。高齢の方も多く戸惑いの声もありましたが、自分たちでも使える便利なツールだと実感してもらえたところで全ユーザーに展開、スムーズに導入できました。同時に、外出や出張の多い社員を優先にモバイルPCを配布することで、どこからでもリアルタイムで会議に参加できるようになりました。Teamsの活用でコロナ禍においても商談がスムーズに進むケースも多く見られ、効率性・生産性の向上を感じています。
従来、新システムの導入時は各拠点を情報システム部員が回ってインストールや説明会を開催していましたが、今回は富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの詳細なインストール手順書やマニュアルを展開することで、ユーザー自身でのインストールが可能になり、時間の短縮や経費削減につながりました。オフィスあんしん365の窓口は問い合わせへの回答も非常に早く、スピーディーに問題解決できることもメリットの一つです。
さらに、営業担当者や現場作業員用としてスマートフォン約300台を導入。Microsoft 365のアプリをベースとした営業日報システム(SFA)の構築もサポートいただきました。それまでは日報は個人の裁量に任せ、記入にはバラツキがありましたが、このアプリでいつでもどこでも記入できることで、営業活動を見える化し、情報が即時共有できるようになりました。加えて、SharePointの効果により、文字ばかりだったポータルサイトが画像やイラストで視覚的になり、とてもわかりやすくなったと好評です。
SharePointによるポータルサイト
オフィスあんしん365はどのような会社におすすめですか
システム関連のサポート人員が少ない会社に特におすすめしたいです。古いITインフラの刷新や、Microsoft 365など時代に合ったクラウドサービスの導入は、大規模になるほど不安があると思います。オフィスあんしん365であれば、社内の問い合わせ対応を任せられ、忙殺されることがなくなります。また、Microsoft 365の一連の導入プロセスを富士フイルムビジネスイノベーションジャパンにサポートしてもらうことで、本来であれば私たちで考えなければいけない具体的な運用方法や技術的な対応、マニュアルの作成や勉強会もお願いでき、本当に助かっています。導入までのプロジェクト段階は頑張りが必要ですが、導入・展開後は楽になったことを実感できるはずです。当社は信じられないことに導入後1カ月で問い合わせが落ち着きました。
情報システム部 情報システムグループ 井口 葵 様
さらなる活用や今後の取り組みについて教えてください
今回のプロジェクトで、本社内のインフラはかなり整備できました。しかし、ネットワークシステムが手付かずのまま50年以上稼働している工場もあるので、今後はそういった工場のインフラ改善にも取り組んでいきたいです。また、Microsoft 365には便利な機能がまだまだたくさんあるので、当社に合ったものをうまく使いこなし、DXを進めたいと思っています。富士フイルムビジネスイノベーションジャパンには、今後も自社の経験に基づいた活用のアイデア出しなど、相談に乗っていただけると期待しています。
(前列左より)
日本コンクリート工業株式会社 情報システム部 情報システムグループ 部長 沖田 祐司 様
日本コンクリート工業株式会社 情報システム部 情報システムグループ 佐久間 愛美 様
日本コンクリート工業株式会社 情報システム部 情報システムグループ 井口 葵 様
日本コンクリート工業株式会社 情報システム部 情報システムグループ 斎藤 拓也 様
(後列左より)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 小島 茂雄
富士フイルムデジタルソリューションズ 人見 健次
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 押田 晃
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 飯塚 洸太
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 伊藤 格
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導入ソリューション
オフィスあんしん365(Microsoft 365)
Microsoft 365に国際認定取得のサポート体制などを設け、「オフィスあんしん365」として提供しています。
企業プロフィール
日本コンクリート工業株式会社
- 業種
- 建設業
- 事業内容
- コンクリート製品の開発・製造・販売
- 従業員数
- 1,428名(2022年3月末現在)
- 本社所在地
- 〒108-8560 東京都港区芝浦4丁目6番14号 NC芝浦ビル
※掲載内容は2023年4月時点の情報です
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当社は、「安心・安全で豊かな社会づくりに貢献する」を経営理念に、コンクリート二次製品を製造、販売しています。私たち情報システム部門は、社内の基幹システムの開発保守や、インフラを含めたネットワーク全てのトータルなサポートを主な業務としています。メンバー6名で、グループ会社を含めた約1,400人の従業員からの質問やトラブルの対応も行っています。