お客様導入事例
beatは中小企業を救うサービス
情報システム専任者なしでも安心・簡単・便利なネットワーク環境を構築
事例の概要
- 情報システム専任者がおらず、ネットワーク管理に工数をかけられなかった
- 本社で通信トラブルが発生すると、他拠点でもインターネットが使用できない構成だった
- 自社の運用だけでは、セキュリティー機器を常に最新状態に保つことが難しく、新しい脅威への十分な対策が取れていなかった
- 運用・管理に手間のかからないネットワーク環境を構築
- インターネットへ安全に通信できる環境を複数拠点に構築し、通信負荷の軽減とBCP対策を実現
- 月100回以上の自動アップデートで、最新のセキュリティーを保つことが可能に
- セキュリティーの管理をbeatサービスに任せられ、運用の手間がかからないこと
- 24時間365日beat-boxを遠隔監視し、トラブル時には土日祝日でも対応してくれること
- 中小企業には十分な機能を手ごろな価格で利用できること
事例の詳細
事業内容を教えてください
導入前はどのような課題を感じていましたか
当時使っていたセキュリティー機器がリース満了を迎えるに当たり、代替を検討していました。代替にあたっては、外部からの脅威に対する防御と情報漏えいの防止というネットワーク・セキュリティーの基本機能に加え、当社の環境に合ったサービス・製品を選びたいと考えました。 考慮すべきセキュリティー管理上の課題は大きく3つありました。
1つ目は、BCPの観点で、インターネットへの通信経路を増やすことです。これまで、全社WAN網でインターネットへの通信経路は1か所のみで、本社(東京)にファイアウォールを設置し、千葉(工場)・名古屋(営業所)・大阪(営業所)からは、本社経由で接続する構成でした。本社のファイアウォールに障害が発生した場合、全ての通信ネットワークが止まるため、特に生産拠点の千葉でインターネット通信の停止リスクを分散させたいと考えていました。
2つ目は、日々発生する新たな脅威への対応として、ファイアウォール機能を含むゲートウェイのセキュリティー機器を常に最新に保つことです。これまでは手動でアップデートしないと最新に保つことが難しかったため、自動アップデートの仕組みを導入したいと考えていました。
3つ目は、運用・管理に工数がかからないネットワーク環境の構築です。当社は情報システム専任者がいないため、運用・管理の負荷軽減も非常に重要な課題でした。
導入の決め手を教えてください
当社は長年、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの複合機とDocuWorksを利用しております。紙の操作感で使えるDocuWorksは大変使いやすいので、当社の電子化ツールとして根付いています。
beatも約20年前の発売当初から知っており、中小企業のセキュリティー対策として魅力的なサービスだと感じていました。当時は、コスト面で採算が合わず導入を諦めましたが、いつかはbeatを使ってみたいと恋焦がれていました。beatの1番の魅力は、24時間365日beat-boxをリモート監視し、何か問題があった際には土日祝日でも対応してくれる※1beatコンタクトセンターがあることです。中小企業は、ネットワーク管理の専任を置く余裕がないため、管理をbeatにお任せできるのは安心で大変助かります。しかも、十分な機能を手ごろな価格で利用できる点も良かったです。
取締役 業務課長 山田 英二様
導入後の効果について教えてください
当社のネットワーク・セキュリティーの管理をbeatにお任せすることで、専任を置かなくても安心・安全な環境を維持できるようになりました。導入にあたっては、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンが当社のネットワーク構成を一つひとつ調べて整理し、beatを活用した新たな構成を一緒に考えてくれました。 結果として、ゲートウェイのセキュリティー機器としてbeat-boxを4台導入し、その内、本社と千葉工場から直接インターネットに通信できるようにリスク分散しました。
また、beatは月額で利用できるサービスのため、長期間のリース契約と比べて環境変化に柔軟に対応できるのもメリットです。例えば、拠点の増減に伴ったbeat-boxの台数変更、最新機種への変更などです。beatは世界中で日々新たに生まれる脅威に合わせて月間約100回以上、自動更新しているとのことです。それだけの回数を手動で更新するのは大変な手間のためありがたいです。
加えて何か不具合が発生した際は、すぐにコンタクトセンターに相談ができますし、常にbeat-boxを監視してくれているので異変があれば逆に連絡が来ます。先日もネットワークが繋がらないトラブルがあったのですが、現場からの報告よりも前にコンタクトセンターから連絡があり、速やかに対処していただいたので助かりました。
beatサービスはどのような会社におすすめですか
我々のような中小企業におすすめします。中小企業は、ネットワーク、セキュリティー等、情報システム関連は専任を置かず、他と兼務で担当する企業がほとんどだと思います。ITインフラ管理は企業に欠かせないものですが、中小企業においては、トラブル対応が中心となるため、正常に動いている間はそれほど業務量がないことも事実だからです。しかしトラブル対応が増えれば、対応にも時間がかかり、本来業務に支障をきたします。よって、ネットワーク・セキュリティー環境の整備や運用をbeatにお任せすることで、本来業務に安心して集中できます。beatは日本の中小企業を救ってくれるサービスだと自信を持っておすすめします。
さらなる活用や今後の取り組みについて教えてください
当社では、これまでITに知見のあるメンバー3名で、情報システム関連の業務を兼務してきました。しかし退職や異動で担当が1人にまで減少し、後継者の育成は急務です。今回、beatの導入でネットワーク・セキュリティー面での管理は後継者に負担をかけることなく引き継げる体制が整いました。今後は、それ以外のIT資産の管理や運用、安定稼働についても、同様の仕組みを作り、引継ぎたいと思っています。 富士フイルムビジネスイノベーションジャパンには当社のようにIT関連で悩んでいる日本中の中小企業の“救世主”となって活躍して欲しいと期待しております。
(左から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 上内侍 麻菜
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 吉田 直史
神威産業株式会社 取締役 業務課長 山田 英二様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 小林 祐里佳
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企業プロフィール
神威産業株式会社
- 業種
- 製造業
- 事業内容
- 熱交換器の製造、及び販売
- 従業員
- 77 名(2023年7月現在)
- 本社所在地
- 東京都中央区築地2-11-24 第29興和ビル別館
※掲載内容は2023年8月時点の情報です
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当社は1960年に設立した熱交換器の総合メーカーです。なかでも、油圧機器用熱交換器を専門としております。取扱い製品は工作機械、船舶、航空機に利用される油圧機器の冷却装置として、また発電、石油プラント等に欠かせない熱交換器として、多くの産業に広く利用されています。