このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
ストレスのない快適な撮影ワークフローを実現
1. 撮影準備
パワーアシスト機能
手動でX線菅懸垂器を操作する場合に、負担と労力を最小限に抑えます。X線菅懸垂器に搭載されたモーターは、ユーザーが移動操作を行う際に加えた力に応じて電動でアシスト。手動での位置合わせに必要な労力を軽減し、ワークフローを効率化します。アシスト比率は3段階あり、自由に切り替えることができます。
オートポジショニング機能*1
X線菅懸垂器の位置合わせを自動で行え、機器に触れることなく撮影準備ができます。ワイヤレスリモコンによる操作で撮影メニューごとにポジショニングを設定した位置に移動させることができます。
撮影中心の可動範囲が40~190cmで、頚椎から下肢までの撮影が可能。撮影台の角度を-20度から90度まで調節でき*1 、頭部や上肢撮影などにも対応します。
フットスイッチとグリップスイッチ*1 を使って、35.5~90.5cmの高さに速やかに昇降させることができます。
2. 患者誘導とポジショニング
オートトラッキング・オートセンタリング機能
オートトラッキング機能はスタンド・テーブルの高さに合わせてX線菅懸垂器の位置を自動で合わせる機能。オートセンタリング機能は臥位撮影時に照射野に合わせて受像部が連動する機能です。受像部と照射野を自動で合わせることができるため、ポジショニング作業に集中できます。
照射野連動機能
撮影部位にあらかじめ設定された照射野サイズを自動で再現、オートトラッキング機能と組み合わせることにより、上基準、下基準による位置調整も自動で行います。
懸垂器操作部に12inchi液晶タッチパネルモニタを搭載
撮影に関する情報を見やすく一覧表示し、操作部の回転時にはタテ/ヨコの表示が自動的に切り替わります。また、タッチパネル操作で各種設定を簡単に変更できます。
簡単操作で新しいアプリケーションを提供
ワークフロー① トモシンセシス
1.撮影
撮影位置を決定し、X線を照射します。
撮影条件はプレショットから自動計算され最大60枚の画像が得られます。
金属アーチファクトを抑制した高精細画像が得られます。
ワークフロー② 長尺撮影
長尺撮影の上下範囲を設定し、X線を照射します。
設定した上下範囲により、自動で複数枚の画像が得られます。
複数枚の画像を自動的に合成。体動による合成のズレも自動補正します。