FUJIFILM

医療従事者向け情報

本ページのコンテンツは医療従事者の方を対象としており、一般の方への情報提供を目的としたものでありません。

あなたは医療従事者ですか?

You are accessing from the United States. To browse Fujifilm USA website, please click the following link.

Fujifilm USA Website

一般X線撮影 間接変換FPD装置

FUJIFILM DR CALNEO Flowシリーズ : 概要

センサーパネルに“薄型フィルムTFT基板“を採用したCALNEOシリーズ最軽量のハイエンドモデル。

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

Leading the flow of Technology

軽量と高画質、DRは新たな時代へ。

デバイスセンサー基板をフレキシブルな薄型フィルムとすることで、
さらなる軽量化を実現。

これまでガラス素材を用いていたTFT基板をフィルムにすることで軽量化を実現。携帯性に優れ屋外へ容易に持ち出せます。

G series【軽量タイプ】

  • * G47[14×17インチモデル]/バッテリーを除く

C series【高画質タイプ】

  • * C47[14×17インチモデル]/バッテリーを除く

* 1Lp/mm-1mR

「フレキシブルセンサー」と「ISS方式」の相乗効果で、高感度化を促進。

従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に光センサー(TFT)を配置した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。X線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX線量でシャープな画像を実現しました。さらにTFT基板にフィルム式のフレキシブルセンサーを採用することで、DQEの向上を達成しました。

[NEW] フィルム化の利点

TFT基板をガラス素材から薄型フィルムにすることで、X線透過率が向上。当社のISS方式と組合わせることでフレキシブルセンサーの利点を活かし、高画質画像と低線量化に貢献します。

医用画像を適切に表示する画像処理技術

バーチャルグリッド Virtual Grid

散乱線により低下した画像のコントラストを高める

撮影条件(X線の強さ、量など)や撮影部位、被検者の体格などさまざまな要因の影響を受ける散乱線成分を高速かつ忠実に計算。散乱線によるノイズを制御し、コントラストを調整しています。

  • * オプション
  • * これらの画像処理は、Console Advanceで実現します。

ダイナミック処理 Dynamic Visualization Ⅱ

被写体全体を認識し、読影に適したコントラストと濃度安定化を実現

変換された3次元情報から人体の厚みの異なる部位や構造物を認識し、コントラストと濃度を調整します。

  • * オプション
  • * これらの画像処理は、Console Advanceで実現します。

安心して使える防水・防塵性能

液体などが浸入しにくい構造で、あらゆる方向からの噴流にも耐える防水基準IPX6に準拠*1。血液や嘔吐物の侵入を防ぐだけでなく、さらに防塵基準であるIP5Xにも対応*1。病院外での過酷な環境でも安心してお使いいただけます。

軽さと堅牢性を兼ね備えたフレーム構造

Mg-Li(マグネシウムリチウム)合金のリブスペーサを採用し、このスペーサーによって、デバイスセンサーの変形量をコントロールすることを可能に。内部のパネル構造を強化することで、軽量化を図りながら、従来同等の全面耐荷重310kgを実現しました。

  • * さらなる安心に落下保証プランもご用意しています。

「Hydro Ag」で約100倍の抗菌性能

従来の銀系コートに比べて、約100倍*1 の抗菌性能を発揮するコート技術「Hydro Ag(ハイドロ エージー)」でパネル前面をコーティング。高い抗菌性能により細菌の増殖を防ぎ、効果も長期持続。超親水バインダーで、汚れも落ちやすく清潔で衛生的にご使用いただけます。

  • *1 製品の特性上、その効果を将来的に常に保証するものではありません。

 

JIS Z 2801/ISO22196準拠試験(大腸菌)

(一財)ボーケン品質評価機構実施 報告書番号:20214016660-1(2014/7/11発行)

落下細菌に対する試験(黄色ブドウ球菌)

(一財)北里環境科学センター実施 報告書番号:北生発26_0101号

スループットの向上

従来に比べ画像表示速度とサイクルタイムを向上。無線LAN接続時で約2.5秒の速度アップし、撮影時の待ち時間を短縮します。

屋外使用にも対応

無線LAN規格の通信速度の比較であり規格値です。

2.4GH z・5GHz(W52/53/56)の周波数帯にも対応し、災害現場など屋外用途でも使用できます。また新たに高速無線LAN規格であるIEEE802.11acにも対応しました。

富士フイルム社製アクセスポイントが不要になり可搬性がアップ

これまでモバイル撮影時に必要だった外付けの富士フイルム社製アクセスポイントが不要になりました。モバイルコンソールとFPDだけで撮影ができ、さらに持ち運びに優れたシンプルな運用が可能です。

簡単操作で接続システムの切り替えが可能

これまでのシステムでは、使用する撮影室やポータブル装置を切り替える際に「パネルにケーブルを付ける」「ドッキングスタンドに置く」必要がありましたが、パネルにあるスイッチを押すだけで、使用システムの選択、切り替えが簡単にできます。

  • *2 Console Advance

自動X線検出機能「SmartSwitch®」搭載

カセッテDRが自動でX線を検出するため、X線発生装置との接続が不要に。完全ワイヤレスとなり、場所を選ばず自由に撮影が可能です。

360° VIEW

G series【軽量タイプ】

CALNEO Flow G47

14×17インチモデル

CALNEO Flow G77

17×17インチモデル

C series【高画質タイプ】

CALNEO Flow C47

14×17インチモデル

CALNEO Flow C77

17×17インチモデル

CALNEO Flow C12

10×12インチモデル

快適性を追求したシェル型構造

側面に曲線を採り入れたシェル型デザインのパネルで、被検者の身体の下へも差し込みやすくなりました。X線入射面の4つの側面エッジもラウンドにすることで、挿入性を向上させました。

LEDを撮影面に搭載することでより識別しやすく

これまでパネルの側面にあったLEDを撮影面4辺に搭載。離れた位置からでもパネルの状況を、より識別しやすくなりました。

  1. 撮影時のセンター位置を識別5色のLED(ブルー、ピンク、オレンジ、ライムイエロー、パープル)から選択でき、複数パネル使用時でも識別しやすくなりました。
  2. パネルがX線検出の準備ができると、LEDが緑色に点灯します。
  3. 白色に点灯し、カセッテ上下の識別をサポートします。

単独撮影を実現する内蔵メモリと見やすいバッテリ残量表示

パネル本体の内蔵メモリに最大100枚まで撮影画像の保存が可能。“撮り溜めた”画像の数を、充電量と並ぶ形でLED表示。パネル単独での使用時にも、その場で把握することができます。

コンソールと連動してパネル状態を表示

ドッキングスタンドでは、コンソールと連動しながらパネルのReady状態や識別カラーをLED表示。離れた位置からでもパネルの現在状況を確認しやすくしました。

ドッキングスタンド

パネル

コンソール

快適な撮影をアシストする周辺機器

電源供給ユニット、専用充電器、充電器と収納器を兼ねるドッキングスタンドはCALNEO Smart のものを使用可能です。

  • * 実際の製品とは一部仕様が異なります。

CALNEO Flow 開発者コメント

基本情報

製品名

FUJIFILM DR CALNEO Flow

販売名

デジタルラジオグラフィ DR-ID1800
CALNEO Flow C47 (デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1811SE)
CALNEO Flow C77 (デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1812SE)
CALNEO Flow C12 (デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1814SE)
CALNEO Flow G47 (デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1831SE)
CALNEO Flow G77 (デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1832SE)

認証番号

302ABBZX00021000

添付文書

以下より、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)サイトに掲載されている添付文書をご確認いただけます。