このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
長尺撮影は、より短時間・低線量へ。
従来フルサイズモデル(17×17インチ)の約3倍に相当し、大角3連タイプや半切2連タイプのCRカセッテを上回る、17×49インチの撮影領域に対応。全脊椎・下肢を対象とした長尺撮影を実現し、身体の大きな患者様の撮影も容易にできます。
これまでDRシステムによる長尺撮影では複数回の分割撮影が必要とされた全脊椎・全下肢は、1ショットでの撮影が可能に。また、患者様の拘束時間や被ばく量の軽減が可能です。さらに、撮影ワークフロー短縮にも貢献します。
撮影条件(X線の強さ、量など) や撮影部位、被験者の体格などさまざまな要因の影響を受ける散乱線成分を高速かつ忠実に算出。
散乱線によるノイズを抑制し、コントラストを調整しています。(オプション)
変換された3次元情報から人体の厚みの異なる部位や構造物を認識し、コントラストと濃度を調整します。(オプション)
(電動式立臥位撮影台 FM-PL1)
パネルの抜き差しや、運搬による落下のリスクをなくし、フォルダの準備などを行わずに立位・臥位の切り替えを簡単に行えます。撮影部を自由な角度に自由に回転させることで幅広い撮影に対応できます。
立位・臥位の切り替え、撮影部の角度変更により、多様なポジショニングによる 長尺撮影を行うことができ、症例の違いなどに柔軟に対応します。
X線装置と撮影台が離れている場合には、撮影台を自在に動かし、管球直下にポジショニング。 X線装置の位置に縛られない撮影に対応でき、撮影室全体のレイアウトの自由度を高めます。
立位長尺撮影
臥位長尺撮影
従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に光センサー(TFT)を圧着した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。これにより、X線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX線量でシャープな画像を実現しました。
自社開発したノイズ低減回路によって、撮影画像のノイズを低減。低濃度領域の粒状性を改善し、画質の向上を図りました。
写真フィルム技術の応用により、サイズの異なる蛍光体粒子のブレンド比を最適化した独自設計シンチレータで、X線吸収量をアップしました。
モニターでの診断に最適な画像を提供する「Dynamic Visualization」や、画像内のノイズ成分を自動抽出・分離することで粒状性を改善する「FNCノイズ抑制処理」など、撮影画像を最適な状態に表現する画像処理技術を用いています。
カセッテDRが自動でX線の発生を検出する、自動X線検出機能「SmartSwitch®」を搭載。あらゆるX線発生装置とのスムーズな連携を可能にします。
組み合わせての使用が可能です。
製造:株式会社大林製作所
販売名:電動式撮影台 FM-PL1
届出番号:第11B2X00011000043号
製造:株式会社三協
販売名:ロングパネル用立位撮影台 FSL-LP
届出番号:第27B3X00066000022号
- 製品名
FUJIFILM DR CALNEO GL
- 販売名
デジタルラジオグラフィ DR-ID 1300
- 認証番号
226ABBZX00149000