このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
診断能向上に貢献する豊富なアプリケーション、円滑な撮影を実現するきめ細やかな設計、高画質・低線量を追求した画像処理機能。“ 診やすく”、そして患者様に“やさしい”、次世代のX 線撮影システムが誕生しました。
- ポジショニングをアシストするカメラアシスト機能
- 診断をサポートする充実のアプリケーション
- ストレスのない快適な撮影ワークフローを実現
- さまざまなカセッテDRによる柔軟なシステム構築
カメラアシスト機能ではコリメータ内に内蔵されたカメラを利用し、撮影時に受診者の様子をライブビュー表示できます。またライブビュー映像を利用した「オーバーレイ表示」、「体動検知・通知」、「直前撮影時の映像表示」の各機能を追加できます。受診者のプライバシーに対応し、不要な場合は物理的にカメラを隠すシャッター機構を備えています。
ライブビュー映像にDRパネルサイズ、照射野サイズ、AEC採光野の位置、縦横グリッド線がオーバーレイ表示され、ポジショニング決定に役立ちます。
ポジショニング完了時の映像を一時的に保持し、その後の映像と差分表示する機能です。ポジショニング完了からX線照射の僅かな間の受診者の動きを差分表示。また、一定以上の動きを検出すると画面上にメッセージ表示され、確認を促します。
X線照射のタイミングでライブビュー映像を画像として一時的に保持し、同じ検査中に参照できる機能です。ポジショニングが難しい部位などで、直前撮影時のポジショニングの様子を参照表示できます。
1回の撮影で角度を変えながらX線を照射し、得られた複数の画像を再構成し、断層画像を生成できます。
プレショットによる単純撮影の撮影条件を参考に、トモシンセシスの条件を自動設定。
また、画像の再構成はバックグラウンドで行うため、速やかに次の撮影に移行できます。
金属アーチファクトなどを抑制した、150μmの高精細画像を提供します。
2回のX線照射で生じるエネルギー差を利用し、軟部・骨部などの特定画像を生成。撮影間隔は、撮影線量に応じて自動で変更されます。
照射の間隔で発生する、体動によるアーチファクトを多重解像度位置合わせ処理で抑制し、軟部・骨部などのクリアな画像を提供します。
1回の操作で複数枚の画像を撮影し、自動的に画像合成を行うことで、最長で立位160cm、臥位120cmの長尺撮影を実現。体動により発生する画像のずれを自動補正で位置合わせできます*2。
胸部X線画像病変検出ソフトウエア CXR-AID
AI技術を活用して開発したソフトウェアです。胸部単純X線画像を自動解析し結節・腫瘍影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出し、マーキング。その領域を医師が再確認することで、見落とし防止を支援します。
富士フイルムの医療AI技術ブランド「REiLI (レイリ)」は、当社がこれまで培ってきた画像処理技術と、最先端のAI技術を組み合わせることで、画像診断における医師の診断支援やワークフローの効率化を実現し、より良い医療の実現を目指していきます。
- 製品名
FUJIFILM DR BENEO-Fx
- 販売名
診断用X線装置 FUJIFILM DR BENEO-Fx
- 認証番号
226ABBZX00145000
- 製造販売業者
株式会社島津製作所