このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
X-rayは、さらに自由へ。
診断能向上に貢献する豊富なアプリケーション、円滑な撮影を実現するきめ細やかな設計、高画質・低線量を追求した画像処理機能。“ 診やすく”、そして患者様に“やさしい”、次世代のX 線撮影システムが誕生しました。
- ポジショニングをアシストするカメラアシスト機能
- 診断をサポートする充実のアプリケーション
- ストレスのない快適な撮影ワークフローを実現
- さまざまなカセッテDRによる柔軟なシステム構築
ポジショニングをアシストするカメラアシスト機能
カメラアシスト機能ではコリメータ内に内蔵されたカメラを利用し、撮影時に受診者の様子をライブビュー表示できます。またライブビュー映像を利用した「オーバーレイ表示」、「体動検知・通知」、「直前撮影時の映像表示」の各機能を追加できます。受診者のプライバシーに対応し、不要な場合は物理的にカメラを隠すシャッター機構を備えています。
オーバーレイ表示機能
ライブビュー映像にDRパネルサイズ、照射野サイズ、AEC採光野の位置、縦横グリッド線がオーバーレイ表示され、ポジショニング決定に役立ちます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/f7e85cb0e03c6d3ab19683a6fe828aa1/pic_beneo-fx_overlay1-1.png)
格子目盛り線
ON/OFFボタン
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/5d605fefcdbea845c94cf137f9a0e088/pic_beneo-fx_overlay2-1.png)
照射野領域
ON/OFFボタン
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/e9cbd93940e49da4848dcce7f90ae40f/pic_beneo-fx_overlay3-1.png)
FPD有効領域
ON/OFFボタン
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/455d92f2dbd993d377037083c85adcec/pic_beneo-fx_overlay4-1.png)
ホトタイマ領域
ON/OFFボタン
体動検知・通知機能
ポジショニング完了時の映像を一時的に保持し、その後の映像と差分表示する機能です。ポジショニング完了からX線照射の僅かな間の受診者の動きを差分表示。また、一定以上の動きを検出すると画面上にメッセージ表示され、確認を促します。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/49b3040a41e77fb21720e3804eaab9ac/pic_beneo-fx_detection.png)
直前撮影時の映像表示機能
X線照射のタイミングでライブビュー映像を画像として一時的に保持し、同じ検査中に参照できる機能です。ポジショニングが難しい部位などで、直前撮影時のポジショニングの様子を参照表示できます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/f56558a924d91b89a62619c0a09b1490/pic_beneo-fx_LV.png)
診断をサポートする充実のアプリケーション
トモシンセシス*1
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/992dea60e2929918d87096cb8ac79a1d/pic_beneo-fx_tomosynthesis.png)
任意の断面画像を再構成・表示
1回の撮影で角度を変えながらX線を照射し、得られた複数の画像を再構成し、断層画像を生成できます。
線量を自動制御、バックグラウンドで再構成
プレショットによる単純撮影の撮影条件を参考に、トモシンセシスの条件を自動設定。
また、画像の再構成はバックグラウンドで行うため、速やかに次の撮影に移行できます。
150μmの高精細・高画質画像を提供
金属アーチファクトなどを抑制した、150μmの高精細画像を提供します。
エネルギーサブトラクション*1
軟部画像、骨部画像に分離して、より見やすく
2回のX線照射で生じるエネルギー差を利用し、軟部・骨部などの特定画像を生成。撮影間隔は、撮影線量に応じて自動で変更されます。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2019-11/9d6ee887ee4c29d5efe80a6c505b07c1/pic_beneo-fx_02.jpg)
軟部画像
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2019-11/36b63075a2f97edec7474b24c0a37a42/pic_beneo-fx_03.jpg)
骨画像
体動によるアーチファクトを抑制
照射の間隔で発生する、体動によるアーチファクトを多重解像度位置合わせ処理で抑制し、軟部・骨部などのクリアな画像を提供します。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2019-11/e7ebedade84e16854b9cac772c3646a9/pic_beneo-fx_04.jpg)
軟部画像
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2019-11/db69b2f6ca9288b79ed1afdb9bef66e5/pic_beneo-fx_05.jpg)
骨画像
長尺撮影*1
全脊椎や全下肢を1枚の画像で表示
1回の操作で複数枚の画像を撮影し、自動的に画像合成を行うことで、最長で立位160cm、臥位120cmの長尺撮影を実現。体動により発生する画像のずれを自動補正で位置合わせできます*2。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-04/e00bcf6a0f5d444d5462cebc37cd9e50/pic_beneo-fx_06.jpg)
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/66c0f575ee80444af38d4149a71ea5be/pic_beneo-fx_07_1.png)
立位
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/be9421a282466382ae194724617250f7/pic_beneo-fx_08_1.png)
臥位
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*1 本アプリケーションはオプションです。
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*2 体動によるずれ量により、自動補正できない場合があります。
BENEO-Fx 関連ソフトウエア
胸部X線画像病変検出ソフトウエア CXR-AID
AI技術を活用して開発したソフトウェアです。胸部単純X線画像を自動解析し結節・腫瘍影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出し、マーキング。その領域を医師が再確認することで、見落とし防止を支援します。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/40022e1abbc1d09a4fa8955be30d949f/pic_beneo-fx_10.png)
結節・腫瘤影
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/76894d192585669781eeef3afeecc0ec/synapseview_11.png)
浸潤影
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-06/3b899d654bcd0b3e3a86be744b040c1d/synapseview_12.png)
気胸
富士フイルムの医療AI技術ブランド「REiLI (レイリ)」は、当社がこれまで培ってきた画像処理技術と、最先端のAI技術を組み合わせることで、画像診断における医師の診断支援やワークフローの効率化を実現し、より良い医療の実現を目指していきます。
- * AI技術のひとつであるディープランニングを設計に用いた。導入後に自動的にシステムの性能や精度が変化することはない。
- 製品名
FUJIFILM DR BENEO-Fx
- 販売名
診断用X線装置 FUJIFILM DR BENEO-Fx
- 認証番号
226ABBZX00145000
- 製造販売業者
株式会社島津製作所