このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
軽量性、高画質、堅牢性、機動性、利便性を兼ね 備えた、CALNEOシリーズのハイエンドモデル。
販売名:デジタルラジオグラフィ DR-ID1800
CA LNEO Fl ow C 47( デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1811SE)
CA LNEO Fl ow C77( デジタルラジオグラフィ DR-ID1800 構成品 フラットパネルセンサ DR-ID1812SE)
医療機器認証番号:302ABBZX00021000
低被ばく、なのに高画質な撮影画像と透視画像を提供します。従来のCALNEOシリーズのカセッテDRと同様に、FPDとは反対側のX線照射面側に光センサー(TFT)を配置した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。X 線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX 線量でシャープな画像を実現しました。
さらにTFT 基板にフィルム式のフレキシブルセンサーを採用し、D QE58%*1(1LP/mm・1mR)を達成しました。ISS方式とフレキシブルセンサーの組み合わせにより高画質と低線量化に貢献します。
液体などが侵入しにくい構造で、あらゆる方向からの噴流にも耐える防水基準IPX6に準拠。血液や嘔吐物の侵入を防ぐだけでなく、防塵基準であるIP5Xにも対応。
FPDの前面は当社従来製品の銀系コートに比べて、約100倍*2の抗菌性能を発揮するコート技術「Hydro Ag(ハイドロ エージ―)」でコーティング。高い抗菌性能により細菌の増殖を防ぎ、効果も長期持続。超親水バインダーで、汚れも落ちやすく清潔で衛生的にご使用いただけます。
医療現場が長年期待していること。 それが、低被ばくと高画質の両立。
今日では被検者の医療被ばくだけでなく、医療従事者の職業被ばくも新たな課題に。
これこそがメーカーの使命と捉え、被ばく低減に真摯に向き合ってきました。
医療現場と協創して生まれた富士フイルムの画像処理と被ばく低減技術が提案します。
ずっと、低被ばく。その秘密は、経年劣化に伴う輝度低下が起こらない、輝度低下を補うための線量増加の心配がないFPDにあります。高感度で最大58%(1LP/mm・1mR)の高いDQE(X線の変換効率)を誇るCALNEO F low*3。安定した画質はもちろん、長期間安定した低被ばくな検査環境を維持します。
X線を間欠的に出力するパルス透視なら連続透視に比べて被ばくを低減することができます。FPDとパルス透視を掛け合わせて、職業被ばくを減らしましょう。
X線動画処理エンジン
富士フイルムは、低被ばく且つ残像の少ないクリアな透視動画を提供します。撮影(静止画)の領域で進化を遂げてきた富士フイルムの画像処理技術が、透視(動画)に発展しました。ダイナミック処理。ノイズ抑制処理。1フレーム単位に適用する高度な画像処理の数々が、高画質を提供します。
ダイナミック処理(オプション)
透視も撮影も、検査の種類や部位に適したコントラストと濃度に調整します。ダイナミック処理は、人体を透過したX線情報を3次元情報に変換して、人体の厚みが異なる部位や構造物を認識し、コントラストと濃度を的確に調整します。
ノイズ抑制処理
透視も撮影も、低ノイズな画像を描出します。ノイズ抑制処理は構造を持たないノイズ成分を抽出し、これを的確に除去することで、画像の粒状度を改善。被写体構造の視認性を向上します。
バーチャルグリッド(オプション)
散乱線によるノイズを減らして、コントラストを調整します。バーチャルグリッドは、撮影条件(X線の強さ、量など)や撮影部位、被検者の体格などさまざまな要因の影響を受ける散乱線成分を高速かつ忠実に計算。散乱線により低下した画像のコントラストを高めます。