このウェブサイトはクッキーを使用しています。このサイトを使用することにより、プライバシーポリシーに同意したことになります。

日本

内分泌検査 : 副腎皮質関連

甲状腺関連/副腎皮質関連/上皮小体(副甲状腺)関連/性腺/心臓/腎臓/膵臓

コルチゾール

コルチゾールは、下垂体からのACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の刺激によって分泌されます。副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、副腎皮質機能低下症(アジソン病)の診断に用いられます。

項目名

コルチゾール

対象動物

犬・猫

材料/量(ml)

血清/0.2

他材料/量(ml)

ヘパ漿/0.2

保存方法

冷蔵保存

測定方法

CLEIA法

報告日数

即日

参考基準範囲

犬:1.0~6.0
猫:0.9~7.1

単位

μg/dL

ACTH

下垂体前葉から分泌されるペプチドホルモンです。副腎に作用してコルチゾールやアルドステロンなどの副腎皮質ホルモンの分泌を促進します。副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)によって分泌が刺激されるほか、コルチゾール・デキサメサゾン・プレドニゾロンなどのグルココルチコイドによって分泌が抑制されます。血中ACTH濃度の測定は副腎皮質機能亢進症と診断された動物に対して、ACTH濃度が基準値以上で下垂体性、基準値以下で副腎性と鑑別することができます。

項目名

ACTH

対象動物

犬・猫

材料/量(ml)

EDTA血漿/0.3

他材料/量(ml)

保存方法

冷凍保存

測定方法

CLEIA法

報告日数

~2

参考基準範囲

犬:6~58
猫:32~370

単位

pg/mL

尿中コルチゾール/ クレアチニン比(UCC)(犬)

副腎皮質機能亢進症の除外診断に有用です。他の疾患など様々な要因により高値となることがあるため、補助的な診断として用いてください。

項目名

尿中コルチゾール/ クレアチニン比(UCC)(犬)

対象動物

材料/量(ml)

尿/1.0

他材料/量(ml)

保存方法

冷蔵保存

測定方法

CLEIA法/酵素法

報告日数

即日

参考基準範囲

1.98×10^(-5)以下

単位