FUJIFILM SUPER CUP 2024

試合結果

2023明治安田J1リーグチャンピオン ヴィッセル神戸 0-1 天皇杯 JFA 第103階全日本サッカー選手権大会 優勝チーム 川崎フロンターレ

2024年のJリーグ開始を告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2024」。
明治安田J1と天皇杯の前年王者が、Jリーグ開幕1週間前にしのぎを削るこの大会。J1王者の神戸は日本代表GK前川 黛也、酒井 高徳、初瀬 亮、山口 蛍、佐々木 大樹、そして昨季のJ1得点王かつMVPの大迫 勇也らが先発に名を連ね、4年ぶり二度目の優勝を狙った。

会場が国立に“戻った”昨季の50,923人を超える52,142人の観客が見守る中、最初の決定機を迎えたのは神戸だった。22分、左サイドを抜け出したジェアン パトリッキが丁寧にグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前に走り込みながら相手のマークを外した大迫がシュート。エースが絶好機を迎えたものの、GK上福元 直人に右足一本でセーブされた。

互角の展開が続き無得点で前半を終えた両者だが、後半に入ると試合はすぐに動いた。

48分、川崎Fが右サイドのタッチライン際浅い位置でFKを得る。キッカーの瀬古 樹が鋭いボールを送ると、神戸は前川がはじき、キャプテンの山口がクリアを試みる。しかしファンウェルメスケルケン際があきらめずに体を寄せると、ボールは右足に当たり、相手のブロックをすり抜けてゴールへ。高校卒業から父親の母国であるオランダでの10年半のプレーを経て、今季川崎Fに加入した異色のSBが、プロとしての日本国内初戦でゴールを決めた。

その後は1点を追う神戸がゴールに襲いかかる展開が続いたが、川崎Fの守備陣も丸山 祐市、高井 幸大のCBを中心に体を張り、ゴールを許さない。69分に瀬古が放った直接FKはクロスバーに当たり、追加点を奪うことはできなかったものの、川崎Fは集中を切らさずにゴールを守り切って、1-0で勝利。

この試合でゲームキャプテンを務め、ゴールやチャンスに絡む活躍を見せた瀬古がカップを高々と掲げた。チーム、ファン・サポーターが喜びを爆発させ、川崎Fが今季1つ目のタイトルを獲得した。

公式記録

試合結果

  ヴィッセル神戸 川崎フロンターレ
前半 0 0
後半 0 1
合計 0 1
SH 13 11
FK 16 10
CK 2 7
  ヴィッセル神戸 川崎フロンターレ
時間 選手 時間 選手
得点     48' ファンウェルメスケルケン際
       
交代 21' [OUT]井出 遥也 46' [OUT]田邉 秀斗
[IN]宮代 大聖 [IN]三浦 颯太
[OUT]扇原 貴宏 65' [OUT]パトリッキ ヴェロン
[IN]井手口 陽介 [IN]マルシーニョ
70' [OUT]ジェアン パトリッキ 80' [OUT]山内 日向汰
[IN]広瀬 陸斗 [IN]橘田 健人
83' [OUT]初瀬 亮 [OUT]ファンウェルメスケルケン際
[IN]飯野 七聖 [IN]瀬川 祐輔

ヴィッセル神戸 選手・監督

先発・控え ポジション 背番号 選手
先発 GK 1 前川 黛也
DF 24 酒井 高徳
DF 4 山川 哲史
DF 3 マテウス トゥーレル
DF 19 初瀬 亮
MF 6 扇原 貴宏
MF 96 山口 蛍
MF 18 井出 遥也
MW 26 ジェアン パトリッキ
FW 22 佐々木 大樹
FW 10 大迫 勇也
控え GK 21 新井 章太
DF 23 広瀬 陸斗
MF 55 岩波 拓也
MF 81 菊池 流帆
MF 2 飯野 七聖
MW 7 井手口 陽介
FW 9 宮代 大聖
監督     吉田 孝行

川崎フロンターレ 選手・監督

先発・控え ポジション 背番号 選手
先発 GK 99 上福元 直人
DF 31 ファンウェルメスケルケン際
DF 2 高井 幸大
DF 35 丸山 祐市
DF 15 田邉 秀斗
MF 6 ゼ ヒカルド
MF 16 瀬古 樹
MF 26 山内 日向汰
FW 20 山田 新
FW 28 パトリッキ ヴェロン
FW 18 バフェティンビ ゴミス
控え GK 21 安藤 駿介
DF 13 三浦 颯太
MF 25 松井 蓮之
MF 30 瀬川 祐輔
MF 77 山本 悠樹
MF 8 橘田 健人
FW 23 マルシーニョ
監督     鬼木 達