FUJIFILM SUPER CUP 2023

試合結果

2022明治安田生命J1リーグチャンピオン 横浜F・マリノス 2-1 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 優勝チーム ヴァンフォーレ甲府

試合詳細

2023年Jリーグの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2023」。
30回目のメモリアルとなった今大会は昨季の明治安田生命J1リーグ王者・横浜F・マリノスと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会の優勝チーム・ヴァンフォーレ甲府が激突し、異例の“J1vsJ2対決”となった。注目の先発は横浜F・マリノスから上島 拓巳、甲府からはピーター ウタカ、三浦 颯太、佐藤 和弘、水野 颯太といった新戦力がそれぞれピッチに送り出された。

先にスコアを動かしたのは横浜F・マリノス。30分、上島の縦パスを合図に、バイタルエリアで水沼 宏太、アンデルソン ロペスとつなぎ、最後はエウベルがゴールに流し込む。この1点で横浜F・マリノスが押し込む時間帯が続き、そのままハーフタイムに入るかと思われた44分、甲府が同点に追いつく。相手陣でのパスカットからショートカウンターを発動。スルーパスに抜け出した鳥海 芳樹の折り返しをピーター ウタカが押し込む。一度はオフサイドの旗が上がったが、VARチェックによる約5分間の審議を経てゴールが認められる。

後半も46分に甲府の長谷川 元希、50分に横浜FMの永戸 勝也がフィニッシュを迎えるなど、両者ともに積極的な姿勢を見せたが、その後はこう着した状態に。ここで先にベンチが動いたのは甲府。60分、水野に代えてジェトゥリオを投入する。

ところが、勝ち越し点が生まれたのはその直後だった。61分、センターバックの角田 涼太朗が最終ラインから持ち上がると、そのままスルーパス。裏に抜け出したアンデルソン ロペスの強烈なシュートはポストを叩くが、その跳ね返りを西村 拓真が難なく押し込む。

再びリードした横浜F・マリノスはマルコス ジュニオール、ヤン マテウスの2枚代えなど交代カードを使いながら時計の針を進め、甲府に反撃のスキを与えない。しかし、後半アディショナルタイムに突入した最後の最後で甲府が逆襲に出る。90+4分、コーナーキックの流れからジェトゥリオが右足で豪快にネットを揺らしたが、無常にもオフサイドの判定。試合はそのまま2-1で終了し、表彰式では6度目の出場にして初めてタイトルを獲得した横浜F・マリノスの喜田 拓也主将がトロフィーを天高く掲げた。

公式記録

試合結果

  横浜F・マリノス ヴァンフォーレ甲府
前半 1 1
後半 1 0
合計 2 1
SH 9 8
FK 12 11
CK 6 4
  横浜F・マリノス ヴァンフォーレ甲府
時間 選手 時間 選手
得点 30' エウベル 44' ピーター ウタカ
61' 西村 拓真    
交代 67' [OUT]水沼 宏太 60' [OUT]水野 颯太
[IN]ヤン マテウス [IN]ジェトゥリオ
[OUT]西村 拓真 71' [OUT]鳥海 芳樹
[IN]マルコス ジュニオール [IN]三平 和司
84' [OUT]喜田 拓也 81' [OUT]佐藤 和弘
[IN]藤田 譲瑠チマ [IN]武富 孝介
90+6' [OUT]アンデルソン ロペス    
[IN]植中 朝日    

横浜F・マリノス 選手・監督

先発・控え ポジション 背番号 選手
先発 GK 50 オビ パウエル オビンナ
DF 15 上島 拓巳
DF 4 畠中 槙之輔
DF 33 角田 涼太朗
DF 2 永戸 勝也
MF 6 渡辺 皓太
MF 8 喜田 拓也
MF 30 西村 拓真
FW 18 水沼 宏太
FW 11 アンデルソン ロペス
FW 7 エウベル
控え GK 31 白坂 楓馬
DF 5 エドゥアルド
MF 10 マルコス ジュニオール
MF 16 藤田 譲瑠チマ
MF 28 山根 陸
FW 14 植中 朝日
FW 20 ヤン マテウス
監督     ケヴィン マスカット

ヴァンフォーレ甲府 選手・監督

先発・控え ポジション 背番号 選手
先発 GK 1 河田 晃兵
DF 2 須貝 英大
DF 4 山本 英臣
DF 13 三浦 颯太
DF 40 エドゥアルド マンシャ
MF 10 長谷川 元希
MF 18 鳥海 芳樹
MF 24 松本 凪生
MF 26 佐藤 和弘
FW 28 水野 颯太
FW 99 ピーター ウタカ
控え GK 21 渋谷 飛翔
DF 23 関口 正大
DF 49 井上 詩音
MF 17 品田 愛斗
MF 8 武富 孝介
FW 77 ジェトゥリオ
FW 9 三平 和司
監督     篠田 善之