'99ゼロックス スーパーカップ

試合詳細

Jリーグでジュビロ磐田から王座を奪還した鹿島アントラーズは、実に3年連続の出場。一方、清水エスパルスは、天皇杯決勝で横浜フリューゲルスに惜敗したものの、フリューゲルスが横浜マリノスと統合したために出場権を獲得した。試合は立ち上がりからエスパルスが積極的に仕掛けたが、これを堅守でしのいだアントラーズは、ビスマルクの絶妙のパスから、柳沢が落ち着いて先制。だが、エスパルスの反応も早く、そのわずか1分後、アレックス（現三都主アレサンドロ）のセンタリングを澤登がヘディングで同点。後半も風上のエスパルスが主導権を握ったが、68分にアントラーズの名良橋が左足ボレーで決勝シュートを決め、3年連続、このひのき舞台で勝利をものにした。