皮膚病理組織診断
皮膚病理組織診断とは
『皮膚病理組織診断』は皮膚科専門医が診断する皮膚専門の病理組織診断です。一般的な病理組織診断と比べて、以下の特長があります。
『皮膚病理組織診断』の特長
- 病変の形態学評価に加え、肉眼所見や臨床情報も考慮した診断結果のご報告。
- 専門医の知識に基づく、治療方針についての詳しい解説と追加検査の推奨。
- 臨床の先生に寄り添った、専門用語に頼らないわかりやすい診断書。
皮膚病理を最大限に活用する方法~用途と採材方法のポイント~
以下のような症例でお悩みではないですか?
- よく経験する病気を想定して治療をしたが、効果が上がらない。
- 普段経験しないような症状に困っている。
- 診断や治療プランがイメージできていない。
上記に該当する場合は、皮膚病理組織診断を活用して診断・治療を進めましょう。
脱毛
びらん/潰瘍
腫脹/隆起
村山 信雄 先生が診断いたします。*1
犬と猫の皮膚科 代表
アジア獣医皮膚科専門医
【略歴】
1994年3月 帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業
2010年8月 アジア獣医皮膚科専門医取得
2012年9月 岐阜大学連合大学院にて博士(獣医学)取得
2016年3月 犬と猫の皮膚科クリニック開設
依頼書例
報告書例
形態学検査依頼書をご利用ください。依頼書には臨床情報をご記入いただき、『患部写真』と一緒にご提出ください。
- 項目名
皮膚病理組織診断
- 対象動物
犬、猫
- 材料
10%中性緩衝ホルマリン固定組織
- 保存方法
室温保存
- 報告日数
~10
神経疾患/筋疾患の特殊病理検査
神経疾患・筋疾患に対する病理組織検査を主体とした総合診断です。
神経・筋疾患の病理診断には専門性の高い知識と特殊な染色技術が必要であり、精通している東京大学獣医病理学研究室と連携し、より専門的に検査を行います。
以下のような疾患が主な対象となります。
主な対象
- 脳脊髄の腫瘍
髄膜腫、グリオーマ、髄芽腫など - 炎症性疾患
肉芽腫性髄膜脳炎、壊死性髄膜脳炎、ジステンパー脳炎など - 変性性疾患
リソソーム病、変性性脊髄症、加齢性脳症など
- 炎症性疾患
多発性筋炎、咀嚼筋炎など - 変性性疾患
筋ジストロフィーなど
特長
- 東京大学獣医病理学研究室の専門医が診断
- 免疫染色や免疫学的検査を用いて詳細に検索
- 必要に応じて凍結標本など多様な検査を実施
- 項目名
神経疾患/筋疾患の特殊病理検査*2
- 材料
10%中性緩衝ホルマリン固定組織(脳)+任意検体*2
- 保存方法
室温保存
- 報告日数
7~14
形態学検査依頼書をご利用ください。
液体材料は院内での標本作製を推奨しています。液体材料をそのままご提出される場合は当社までお問い合わせください。