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豊かな暮らしを支える環境を、守りたい

社会に価値を提供し続けながら、環境負荷を減らしていく

相次ぐ異常気象や大幅な海面上昇など、ますます深刻化している環境問題。
富士フイルムはグローバルにビジネスを展開する企業として、環境問題の解決に貢献するため、環境負荷を減らす取り組みを展開しながら、社会に価値を提供し続けています。

創業から環境と真摯に向き合ってきた富士フイルム

きれいな水が流れる小川

富士フイルムの創業の原点は、写真フィルム。その製造にはきれいな空気と水が不可欠であることから、創業以来、環境への配慮や保全は、豊かな生活を支える優れた製品づくりに欠かせないと考え、環境問題の解決に取り組んできました。この考え方は、医療機器や医薬品、高機能材料、ビジネスイノベーションなど、幅広く事業を展開するようになった今も、DNAとしてグループ全体に根付いています。

富士フイルムグループは、CSR計画「Sustainable Value Plan 2030」(SVP2030)で掲げた脱炭素目標の達成に向け、2021年に環境戦略「Green Value Climate Strategy」を策定。環境負荷の少ない生産活動(Green Value Manufacturing)と優れた環境性能を持つ製品・サービス(Green Value Products)の創出・普及の二軸で、環境負荷の低減と社会への価値提供の両立に挑み続けています。

工場内にある緑豊かな池 小川の水面 工場設備を上空から見た様子

環境負荷の少ないモノづくりを追求する

ソーラーパネルがならんだ建屋

太陽光や風力などによる発電電力の使用や、水資源の保全に寄与する節水対策などを強化することで、環境負荷の少ない生産活動を目指しています。

クリーンスーツを着た作業員がシリコンウェハを手に持っている

半導体製造用材料の生産にも環境への配慮を

  • 最先端の半導体製造用材料でデジタル社会の進化に貢献
  • 太陽光発電や節水型設備の導入で環境負荷を低減
マテリアル再生可能エネルギー
内視鏡のカメラ部分が作業台に置かれている

内視鏡システムの生産にも環境への配慮を

  • 病変検出を効果的に支援する内視鏡システムを提供
  • 太陽光発電の活用などでカーボンニュートラルを目指す
ヘルスケア再生可能エネルギー
解体された複合機をチェックする作業員

再生型の複合機やカートリッジの生産にも環境への配慮を

  • 使用済み複合機のリユース・リサイクルを推進
  • 中国リサイクル拠点で、太陽光発電の活用などによりカーボンニュートラルを達成
ビジネスイノベーション再生可能エネルギー
大きなタンク設備の横で作業する人

細胞培養用材料の生産にも環境への配慮を

  • バイオ医薬品などの製造に不可欠な材料を迅速に提供
  • 使用電力を風力発電由来に転換、廃水は自社で浄化
ヘルスケア再生可能エネルギー資源循環
山並みと街並み

地域連携でカーボンニュートラルを目指す

  • エネルギー会社、地方自治体と包括連携協定を締結
  • モノづくりのカーボンニュートラルモデルの確立へ
再生可能エネルギー

優れた環境性能を持つ製品・サービスを生み出す

白衣を着た男性

使用に伴い発生する電力消費やメンテナンス用の資材などの低減につながる、環境性能に優れた製品・サービスの創出に努めています。

富士フイルムのLTO9

データアーカイブに関わる電力消費の低減を目指す

  • 増大するデジタルデータの保存に適した磁気テープを供給
  • デジタルデータの保存にかかる電力消費を大幅に低減
マテリアル環境保全

積極的な環境保全活動を継続する

3匹のカモが川を泳いでいる

生産拠点や製品・サービスといった枠組みを越え、より広い視野に立った環境保全活動に世界各地で取り組んでいます。

地下水処理設備

貴重な水資源を有効活用

  • 雨水の活用で光学フィルム製造に使用する地下水使用量を低減
  • 水源かん養林などを整備、地下水量の維持・向上を促進
マテリアル環境保全

1934年の創業から、決して足を止めることなく、環境負荷の低減に挑み続けている富士フイルム。「社会への価値提供」と「環境保全」の両立を目指して、新しい脱炭素目標の達成に向けた取り組みを国内外で加速させています。

事業が多角化した今もDNAとして息づいている「環境への配慮や保全は優れた製品づくりに欠かせない」という考え方を大切に、これからもイノベーションに挑戦し続け、環境負荷も減らすことで、より良い世界を未来の世代に残していきます。

富士フイルムが
環境負荷低減に取組む意義

多くのメーカーの製造時のエネルギー使用量は、自社の製造工程での燃料消費に伴う直接排出「Scope1」と、購入電力の使用に伴う間接排出「Scope2」の2つに分けられます。富士フイルムは、サプライチェーンの川上に位置しているため、燃料・電力の使用量が高い企業のひとつです。例えば、液晶ディスプレイに欠かせない偏光板保護フィルムなどでは、製膜や乾燥工程で熱を必要とします。製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減するためには、私たちが燃料の脱炭素化や再生可能エネルギーの導入を進めることが重要な役割を担うと考えています。

トラクターがコジェネレーション設備を運んでいる様子を映した白黒写真 発電設備を建築する様子

時代を先取り、蓄積してきた省エネルギー化・脱炭素化の技術

工場内で使用する蒸気と電気を同時に生成し、省エネルギーを図るコジェネレーション設備。

広く普及し始めたのは1980年代ですが、富士フイルムでは1960年代にいち早く導入し、省エネルギー化のノウハウを蓄積してきました。

また、2000年代にはコジェネレーション設備で使用する燃料をCO2排出量の少ない天然ガスに転換し、燃料の脱炭素化を進めてきました。