スマートフォンや電気自動車などあらゆるエレクトロニクス製品に不可欠な存在として重要性が高まっている半導体。その製造用材料を提供するFUJIFILM Electronic Materials U.S.A.のアリゾナ州メサ市にある生産拠点では、太陽光発電パネルの設置や節水対策などを強化しています。
従業員用駐車場の屋根には、太陽光発電パネルを設置しました(2023年8月稼働予定)。これにより拠点全体の電力使用量のおよそ15%を太陽光発電でカバーできる見込みです。駐車場内には電気自動車用の給電設備も備え、従業員の通勤に関わるCO2排出の抑制にもつなげていきます。
また、工場の拡張工事に合わせて、従来の水冷式に代わり空冷式のチラー*1を導入。これにより、2021年以降、生産活動などに用いる水の使用量を約400万ガロン(約1,500万リットル)節約しています。
FUJIFILM Electronic Materials U.S.A.は、メサ市の気候変動対策とも歩調を合わせながら、より持続可能性の高い生産活動を追求していく方針です。