
屋根に太陽光発電パネルを設置
胃や大腸などの疾患の早期発見・治療が期待できる内視鏡システム。その製造を行う富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリング 佐野事業所(栃木県佐野市)では、建屋の屋上に太陽光発電パネルを設置することで、製造工程での使用電力を段階的に再生可能エネルギーに切り替え、CO2の排出削減を進めています。
内視鏡システムの組み立てを行う建屋(N-1棟)では、太陽光発電に加えて、省エネ活動により、2023年度にカーボンニュートラル化*1を実現しました。
- *1 再生可能エネルギー証書(再生可能エネルギーによって発電された電気の「環境価値」を証書化したもの)の適用を含む。

2019年に稼働した佐野事業所 N-1棟

内視鏡システムの組み立ての様子
また、同事業所は、AIやIoT技術を活用し、生産効率を高めるスマートファクトリー化を推進中。従来は人による作業が必要だった工程を大幅に自動化するといった取り組みを通じて、作業時間の短縮を図ることで使用電力の削減にもつなげています。
同事業所では、将来的に事業所全体のカーボンニュートラル化も視野に、これからも取り組みを進めていきます。

生産工程の自動化などによるスマートファクトリー化を推進
