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アクセス頻度の低いデータの保存において、CO2低減に貢献する磁気テープ

富士フイルムが提供する磁気テープ「FUJIFILM LTO Ultrium9」

近年、世界的なデジタルデータの増大に伴い、その保存が大きな社会課題となっています。デジタルデータの多くは、アクセスする頻度は低いが保存が必要な「コールドデータ」であり、常時通電のハードディスクドライブ(HDD)などに保存した場合、電力消費を避けることができません。

こうしたコールドデータを保存する記録メディアとして注目が高まっているのが、富士フイルムが提供するコンピューター用磁気テープ「LTOテープ」です。保存時やデータアクセス時以外に電力を必要とせず、HDDなどと比べてデジタルデータを長期にわたり安全かつ省エネ・低コストに保管できる特長を持っています。

富士フイルムは現在、1巻当たり18TB(非圧縮時)の記録容量を持つLTOテープを提供していますが、記録容量を将来的に576TBまで高められる技術開発に成功しています*1。デジタルデータの保存という社会課題に対して、富士フイルムはより高容量のLTOテープを普及させることで、データ保存に関わる電力消費、ひいてはCO2の排出削減に貢献していきます。

  • *1 IBMとの共同開発

100PBのデータを10年間保存した場合のCO2e排出量(単位:トン)

CO2の排出量が下がっていくことを示すグラフ。

出典:Brad Johns Consulting, LLC ‘Improving Information Technology Sustainability with Modern Tape Storage’