WindowsでSMBv1が有効か確認する
ID:CCFAQ0093
スキャナーPC保存(SMB送信)はWindowsのセキュリティ強化(脆弱性対応)と複合機の仕様で利用できない場合があります。本ページでは、SMBv2をサポートしていない機種について、パソコン側の設定状況の確認方法 および 対応手順をご説明します。
- 2013年10月以前に販売開始の機種が本手順の対象となります。
そのほかの機種をご利用の場合は、018-747エラーなどで、パソコンと複合機が通信できない:SMB通信エラーをご覧ください。
対象機種
複合機
ApeosPort IV
ApeosPort III
ApeosPort II
DocuCentre IV
DocuCentre III
DocuCentre II
D110
D95
Able 1407 λ
プロダクションプリンター
DocuColor 1450 GA
Color C75 Press
DocuColor 5656 P ※DocuColor 5656 PNはSMBv2対応のため本手順は不要です。
そのほかの機種をご利用の場合は、018-747エラーなどで、パソコンと複合機が通信できない:SMB通信エラーをご覧ください。
手順:SMBv1の設定確認方法
SMBv2をサポートしていない機種では、SMBv1を利用して通信を行います。
ご利用のPCのSMBv1が無効の場合、SMBプロトコルを使ったファイル送信はできません。
「StateがDisableの場合:SMBv1が無効です」をご参照の上、代替手段をご検討ください。
- SMBv2をサポートしている商品はコンピューター側のSMBv1を無効に設定されても影響はありません
- スタートボタンを右クリックし、Windows PowerShell(管理者)を選択します
- 以下のコマンドをコピーします
- Windows PowerShell のウィンドウの上で右クリックし、コマンドをペーストします
- Enter キーを押すと、以下の画面が表示されます
Windows PowerShellが見つからない場合
- スタートボタン右にある検索ボックスに Windows PowerShell と入力し、検索されたWindows PowerShellを右クリックして[管理者として実行]で起動します。
- エクスプローラーで 「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0」と入力し、Windows PowerShellを右クリックして[管理者として実行]で起動します。
StateがEnabledの場合:SMBv1が有効化されています
スキャナーPC保存が利用できるよう設定されています。
別の要因が考えられるため、以下をご確認ください。
StateがDisableの場合:SMBv1が無効です
スキャナー(PC保存)はご利用いただけません。
代替手段として、親展ボックスを利用する方法をお勧めいたします。
以下のサポート文書の手順を順番に行うことでお使いいただけます。
- 1.一般ユーザーが親展ボックスを作成したい(ApeosPort-IV)
親展ボックスを作成します。 - 2.IPアドレスを確認したい(ApeosPort-IV)
手順3の設定で使用する、複合機のIPアドレスを事前に控えておきます。 - 3.スキャン文書をPDFにしたい(ApeosPort-IV)
手順1で作成した親展ボックスから、パソコンにファイルを取り込みます。
※PDF形式以外のファイル形式も選択可能です
SMB 1.0/CIFSサーバーの有効化の設定については、以下のMicrosoftサポート情報をご確認ください。
Windows で SMBv1、SMBv2、および SMBv3 を検出、有効化、および無効化する方法
マイクロソフト社のページが開きます。
参考情報:サポート動画
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