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日本(富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング(株))

ディスプレイ用光学フィルムの製造に用いる水資源を有効活用

液晶ディスプレイなどに使われる光学フィルムをグローバルに提供する富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング(熊本県菊陽町)では、製造に不可欠な水資源の有効活用に努めています。

富士フイルムマテリアルマニュファクチャリングの工場施設

富士フイルムマテリアルマニュファクチャリングが製造する「TACフィルム」

富士フイルムマテリアルマニュファクチャリングの地下水処理設備

工場内の雨水設備

光学フィルムの製造では、冷却水、蒸気製造、工程洗浄などに水(地下水)を使用します。特に使用量が多いのが冷却水です。主に冷却水は、光学フィルムを乾燥させる「クーリングタワー」と呼ばれる空調設備で用いられますが、富士フイルムマテリアルマニュファクチャリングでは同設備の一次冷却水として、滅菌ろ過した雨水を活用することで、地下水の節水を図っています。また、使用した地下水や雨水の再利用にも力を入れており、再利用率は6割近くに達しています。

また、富士フイルムマテリアルマニュファクチャリングでは、熊本県や地元森林組合と連携し、地下水の源となる水源かん養林となる「富士フイルム光の森林(もり)」の整備を2007年から開始。2022年までに、南阿蘇村の5.24ヘクタールに約13,000本のコナラやヤマモミジ、ヤマザクラを植樹しました。さらに、菊陽町の農家の協力を得ながら、同じく地下水の“入口”となるかん養田の整備を2010年から実施。かん養林やかん養田等から生まれる地下水は、工場で使用する地下水の約25%相当に達しています。

涵養林の草刈りをする富士フイルムマニュファクチャリングの従業員

従業員参加の植樹活動

山道

整備が進むかん養林