Partner Interview/07
DX時代のお客様と社員を守る!
インフラ整備/セキュリティー対策
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
ソリューション&サービス営業統括部
営業1部 営業2グループ
鈴木 信行
※ 部署名、役職名は2022年1月時点の情報です。
高度なスキルと知識で各支社の営業活動を支援
鈴木はカストマーエンジニアとして富士ゼロックス(当時)に入社し、仙台に配属。以来20数年、仙台を拠点に公共、文教、民間企業など多様なお客様に向けて、ネットワークやインターネットサーバーなどの構築保守を行ってきた。「実際にメールサーバーなどを構築していましたので、スパムメールやウイルス、マルウェアなどへのセキュリティー対策を経験してきました。そうした経験を通じて、ネットワークと各クラウドサービスへの知見も増えていきました。2021年からはソリューション対応の営業職として、全国を対象に、支社営業だけでは対応の難しい専門的な案件について解決のお手伝いをさせていただいています」
後手に回りがちなセキュリティー対策
課題は全体を俯瞰できる人材の不在
DXとは何なのか? 何をどう始めたら良いのか? それが分からず悩んでいるお客様は多い。陥りがちなのは、手探りで導入して、後からシステムの見直しや再検討が必要になってしまうケースだという。
「最大の課題は、全体を俯瞰できる人材がいないことです。中小企業のお客様にはDXやITの専任がいらっしゃらない場合が多く、長期的な計画が立てられなかったり、システム全体を考慮できなかったりするケースが多く見られます。DXを進めるためのソリューションにはさまざまなものがあり、目の前の課題を解決できるツールやサービスもあるでしょう。しかし、便利だからと言って、それらを支える通信ネットワークやセキュリティーを軽視すると、結果的に重大なリスクが生じることも少なくないのです」
例えば、普及が進むテレワークでも、自宅のパソコンから社内に安全にアクセスできるのか、セキュリティー面では大丈夫なのか、そうしたリスク対策が抜けがちになると言う。「一方で、システム検討のたびに導入業者を変えるお客様もいて、システムごとにセキュリティー対策を行ったために、過剰な投資となってしまっているケースもあります。中小企業のお客様が抱える大きな課題です」
全体を俯瞰して最適なソリューションを提供
こうした課題に直面したとき、鈴木がまず確認するのが、お客様がどんな業務をしているのか、そしてこれからどうしていきたいかだ。
「DXを進めるにあたって、複数システムを組み合わせたり、部門ごとに異なるシステムを導入したりする場合もあります。そうした時、企業全体として統一したポリシーがないと、システムの連携や管理、そしてセキュリティーの問題が発生します。そこで、まずはお客様の業務全体を把握し、お客様がDXで進もうとされている方向性を共有していただくことからはじめています。セキュリティーやネットワークの観点では、『誰がどこで何を使って利用するか? どうやって認証するか?』という、初期段階からお客様と一緒に確認しながら、必要なネットワークとセキュリティー環境を構築していきます」
セキュリティーの重要性は分かっていても、実際にそこまで手が回らないお客様も多く、鈴木にセキュリティー対応だけを依頼してくるケースも少なくない。「適切なセキュリティー対応がなされていなかった結果、運用上さまざまな不都合が生じたり、お取り引き先から情報セキュリティーに関する調査が入ったりすることもあります。こうしたケースでは、システムの見直しや入れ替えが必要になり、コストがかかり、日常業務の弊害にもなります。コストや生産性の面で考えると、最初の段階からセキュリティーも考慮してシステムを設計する必要があります。そのためにも、ぜひ初期段階から一緒に考えさせていただきたいですね」
その際に生きてくるのが、自社での経験だ。
「私たち自身もこれまで、DXを推進してきました。例えば、クラウドサービスへの移行過程では、『ネットワークの遅延』や『格納データの分散』などの失敗も経験し、課題解決のノウハウを蓄積しています。こうしたリアルな経験を元に、お客様に最適なソリューションを提案できるのは、私たちの強みとなっています」
富士フイルムビジネスイノベーションジャパンのセキュリティー
DXに終わりはない。お客様と併走して役立ち続ける
鈴木は、「DXに終わりはない」と言う。
「特定の何かをやったからといって、DXになるわけではありませんし、DXには終わりはないんです。常に改善し続けることが必要であり、そのお手伝いをするために私たちがいます。私たちは単にツールを提供しているのではありません。お客様の業務を改善するソリューションの提供を通じて、お客様のDXを推進していく。そのプロセスを繰り返しながら、お客様と一緒に考えながらDXを前へ前へと進め続け、ともに未来を開いていきたいと考えています。そのために、これからもお客様に信頼される活動を通じて長期的に良い関係を築き続けられるよう努力していきます。そうして結果的にお客様から『役に立ったよ』と感謝されることが、私の喜びです」
※部署名・インタビュー内容などは、2022年1月時点の取材内容に基づきます。
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