Partner Interview/03
DXではじめるデータ活用
マーケティング!AI技術がかなえる
一人ひとりに最適な顧客体験
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
東京統括 東京NB支社 価値化営業部
成長・戦略グループ グループ長
内海 正人
※ 部署名、役職名は2022年1月時点の情報です。
省力化・増力化両面につながる課題解決策を提供
内海は入社以来、一貫して営業畑を歩んできた。地場企業を皮切りに、国内全体またはグローバルに事業展開する企業を担当し、お客様の業種は多種多様。その経験を礎として、現在は東京地区で取引の少ない企業を中心に、お客様の課題解決につながる価値提供活動を行っている。
「大切なのはお客様を知り抜くこと」と、内海は言う。「まずはお客様の声に耳を傾け、課題を把握し、解決のヒントとなる全国のさまざまな業種におけるお役立ち事例や自社の実践事例をご紹介しています」
その後、目指すべきゴールを設定し、実現に向けてお客様と共に歩み続けることに努めている。「具体的には、弊社が持っている電子化技術や文書管理・ドキュメントハンドリングのノウハウを生かしたペーパーレス環境の構築や、顧客接点強化につながる営業力強化、マーケティング改革など、省力化・増力化の両面につながる課題解決策をご提供しています」
課題はマーケティングのDX
紙とデジタルをいかに融合するか
コロナ渦もあり、ビジネス環境は大きく変わった。
「お客様はこの環境変化を変革のチャンスだと捉え、さまざまな課題への取り組みを模索されています。テレワーク環境を生かした生産性向上や、働き方改革・業務改革、ペーパーレス化推進、顧客接点強化など、テーマはお客様によってさまざまです。こうした課題への取り組みを加速したい、実行度を高めたいと、弊社にたくさんのご相談を寄せていただいております」
特に望まれているのが、マーケティングのDXだと言う。
「コロナ禍や生活スタイルの変化、加速するデジタル化、個人情報へのプライバシー規制など、マーケティング環境は大きく変化しています。具体的には、顧客接点の多様化により、顧客が現実の店舗やチラシ、DMといったオフラインとWEBやSNS、ECといったオンラインのチャネルを意識せずに行動するようになりました。
だからこそすべてのチャネルで一貫した顧客体験を提供することが求められています。また散在している顧客のデータを迅速に収集・統合・活用する基盤を強化することも重要です」
これらの環境変化の中で、効果的かつ訴求力のある広告や顧客ニーズの把握、またリピート促進や定着化など、企業はさまざまな課題を抱えている。「課題解決には『深い顧客理解』と『適切な顧客対応』の2つの要素がキーであり、そのために紙とデジタルの融合が欠かせません。しかし実現するしくみも人材もない。そこを解決するのが、弊社のマーケティングDXソリューションである『Marketing Cockpit』です」
富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの強みは紙にもデジタルにも知見があること
「Marketing Cockpit」は、データの統合・収集・分析により、ステップを踏んで課題解決に取り組むことができるソリューションだ。
「顧客データは自社で抱えがちです。しかしながら、すべて自社でということになると、人材も時間もコストも必要です。ツールを導入する場合、結局使いこなせる人がおらず定着しなかったという落とし穴もあります。『Marketing Cockpit』は役務サービスですので、比較的安価で手軽に始めるスモールスタートが可能です。専任の担当者がいなくても安心してお任せいただけます」
一方、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンが培ってきた、紙メディアの技術力も大きな強みだ。
「私たちは長年、紙媒体での販促支援でお役立ちしてきました。そこで培った販促効果測定やデータと連携させた紙面のパーソナライズといった、デジタルプリンティング技術を中心とする紙メディア関連技術を数多く保有しています。この技術を活用すれば、デジタルとリアルのよいところをうまく融合することができます」
さらに、経験豊かなDX人材がそろっていることも強みになる、と内海は言う。
「お客様にはお客様ならではの環境や状況があります。そのため最先端のデジタル技術やツールを一気に導入した場合に、活用が追いつかず、かえってDXがなかなか進まないといったケースもあります。だからこそDXの基礎から専門領域まで、さまざまな知見をもつ社員が連携し、お客様の『DXパートナー』として、お客様の状況を考慮し寄り添いながら提案するようにしています」
Marketing Cockpitにできること
Marketing Cockpitは次のように
課題を解決します。
“人の力”を最大限発揮するためにDXはある
内海は、DXは効率化ではなく変革であり、人間が人間にしかできない活動にフォーカスしていくための手段であってほしい、と考えている。
「データやデジタル技術を最大限活用することで、人間しかできない、人間の力が最大限発揮できる企業活動にシフトしてゆく。それによって、人も企業も輝き、その集合体である社会もより良くなっていく。そのような世界の実現を目指したいと思います。そのために、今後も私自身が学び続け、何事にもあきらめずに挑戦していこうと考えています」
※部署名・インタビュー内容などは、2022年1月時点の取材内容に基づきます。
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