このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
モバイル撮影の効率化を促進する充実の機能。
従来機よりも約20kg軽量化を実現。横幅でもスリムになったコンパクトな本体で、病棟などの狭いスペースでも優れた機動性を発揮します。
アーム側面とX線制御パネル横に配置された、LEDライトの色変化や点滅により、「撮影準備中」「充電中」「エラー発生」など機器状態を分かりやすく通知。いち早い対応を可能にしました。
ハンドル下部に新たにリリースボタンを追加。身長の低い方でも無理なく管球のポジショニングが行えます。
X線管の本体側にもコリメーターの調整つまみを設け、照射時のポジショニング作業をより簡単に行えるようにしました。
コリメーターのスイッチで、本体を前後移動でき、ベッドサイドで正確なポジショニングが可能。ポジショニングのたびに操作ハンドルに戻る必要がありません。
本体上部に設けられたスリットにパネルを差し込むことで、バッテリーの交換などをスムーズに行えます。
本体の左右前方にも収納部を確保し、回診撮影時に使用するウエットティッシュなどの小物類も持ち運びがしやすくなりました。
高画質、低線量を両立させるテクノロジー。
「フレキシブルセンサー」と「ISS方式」の相乗効果で高感度を達成
従来のCALNEOシリーズのカセッテDRと同様に、FPDとは反対側のX線照射面側に光センサー(TFT)を配置した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。X線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX線量でシャープな画像を実現しました。さらにTFT基板にフィルム式のフレキシブルセンサーを採用し、DQE 58% (1Lp/mm・1mR)を達成しました。
フィルム化の利点
TFT基板をガラス素材から薄型フィルムにすることで、X線透過率が向上。当社のISS方式と組合わせることでフレキシブルセンサーの利点を活かし、高画質画像と低線量化に貢献します。
モバイル撮影をサポートする画像処理技術
バーチャルグリッド(Virtual Grid)
■散乱線により低下した画像のコントラストを高める
撮影条件(X線の強さ、量など) や撮影部位、被験者の体格などさまざまな要因の影響を受ける散乱線成分を高速かつ忠実に算出。散乱線によるノイズを抑制し、コントラストを調整しています。(オプション)
ダイナミック処理(Dynamic VisualizationII)
■被写体全体を認識し、読影に適したコントラストと濃度安定化を実現
変換された3次元情報から人体の厚みの異なる部位や構造物を認識し、コントラストと濃度を調整します。(オプション)
- 製品名
FUJIFILM DR CALNEO Go PLUS
- 販売名
回診用X線撮影装置 CALNEO Go
- 認証番号
225ABBZX00080000
- 製造販売業者
株式会社島津製作所