このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
Excellent Tomosynthesis
―デュアルファンクション、効果的かつスピーディーに。―
幅広い臨床適用を可能にした2つのモード
ST (Standard) mode
- 振り角:±7.5度
- 解像度:100/150μm
撮影角度を小さく抑え、画像読み出しを速くすることで、高速撮影を実現したモード。被写界深度が深く、シネ表示で効率的に断層像を確認できます。
検診/スクリーニング/フォローアップ など
HR (High Resolution) mode
- 振り角:±20度
- 解像度:50/100μm
振り角を大きくし、深さ方向の分解能を向上したモード。被写界深度が浅いので注目したい部分にフォーカスを合わせられます。
精査の追加撮影/形態把握 など
富士フイルムの低線量トモシンセシス
X線管球を移動しながら連続的に低線量でX線を照射し、複数の位置から撮影した画像を再構成。見たい構造に焦点を合わせた画像を提供することが可能で、乳腺構造の重なりにより発見が難しかった病変の観察を容易にしました。
従来方式を大幅に下回る低線量を達成
2種類の画像出力モードで、診断に適した画像を提供
高速表示・再構成で撮影サイクルを短く
ショット後は2D撮影でも3D撮影でも、約15秒のサイクルタイムで次のショットを開始できます。
S-View(Synthesized View)(オプション)
トモシンセシス画像から乳房厚情報を含む合成2D画像を作成。1回のトモシンセシス撮影でトモシンセシス(3D)画像とトモシンセシスの特長を持った合成2D(S-view)画像を作成します。
正確で信頼性の高いポジショニングとターゲティングが可能に。ラテラルアダプターを使えば、撮影台に対して水平方向からの穿刺も選択できます。さらにトモシンセシスバイオプシーオプションとの組み合わせで、ターゲティング時にトモシンセシス画像を利用することが可能となります。
トモシンセシス画像でのターゲティングイメージ
- 乳腺構造の重なりのため、指摘が難しい
- 同じ対象物を選ぶのが、困難な場合もある
- 重なった画像を、分離した状態に再構成
- 対象物の位置の把握が従来より容易*4
5Mサブモニターを通じて正確かつ素早くターゲティング
目的部位のターゲティングを行うと、イメージ図が表示され、乳房厚や、圧迫板~ターゲット・ターゲット~撮影台の距離をすぐに確認することが可能。ニードル刺入時の局所麻酔範囲の判断などを迅速に行えます。
トモシンセシス撮影用固定フェースガード(フェースガードT Comfort)(オプション)
トモシンセシス撮影時におけるフェースガードの動作をなくすため、フェースガードを装置の支柱に固定。フェースガードと支柱をつなぐアームは、管球動作に合わせて倒れるため、ST(15度)・HR(40度)のいずれの角度でもフェースガードが写り込むことはありません。