ご挨拶

山中代表取締役社長ご挨拶

代表取締役社長 山中 尚登

富士フイルムマニュファクチャリングは、2010年(平成22年)に、富士フイルムビジネスイノベーションの国内唯一の複合機/プリンター生産事業会社として、2021年4月に現在の社名に変更し、2024年には富士フイルムの名を冠して3年を迎えます。

弊社は、竹松事業所(神奈川県南足柄市)、鈴鹿事業所(三重県鈴鹿市)、富山事業所(富山県滑川市)、海老名事業所(神奈川県海老名市)の国内4拠点を生産事業所とし、本社(神奈川県海老名市)を加えて、アスピレーション(志)をもって富士フイルムグループが大切にするグループパーパス「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」の実現を目指し、総勢約1,700名で活動しております。

富士フイルムの生産会社として、そして複合機/プリンターのメーカーとして、“より高い技能と技術”を複合機/プリンターの重要な基幹部品を国内で生産し、イメージング事業の持続的成長を支えることでステークホルダーの皆さまからの継続的な信頼の獲得を目指し活動してまいりたいと考えます。また、使用済み複合機を回収し再生機としてのリサイクルビジネスを設計生産部門が一体となり、革新的な工程を生み出し、環境対応において幅広く弊社の革新的技術・部品・サービスを展開していくことで、企業品質を高め、ひいては富士フイルムグループのCSR計画「Sustainable Value Plan(サステナブル・バリュー・プラン)2030(SVP2030)」を推進するものと確信しております。

また、弊社では更なる低コスト化の実現に向け、組織の連帯感、DXを活用し企業内に点在する知識、資産、データの利活用の仕組みを変え、現場力による生産性を向上、生産設計力の強化による生産プラットフォーム構築、部品の内製化、生産設備の自前化、現場からのアイデアの抽出等のすべてを進化させ、コスト構造を転換させることで、競争力の強化を推し進めてまいります。

更には、従業員へ対しての具体策として、従業員の健康第一・治療と就労の両立支援を基本的な考え方に据え、一緒に働くすべての人のワークバランスを考え、個人の成長を支援します。安全を第一とし、日々変転する環境の中で、富士フイルムの製品やサービスに触れることのある人や、それに係る人の笑顔の回数を増やしていけるよう、弊社はこれからもモノづくりで、留まることなく進化してまいります。

2024年2月
富士フイルムマニュファクチャリング株式会社
代表取締役社長 山中 尚登