お客様導入事例
FUJIFILM IWproと電子契約システムの連携により
契約に関わる業務を大幅に効率化
ワークフローシステムとも連携することで
社内稟議や見積書など各種業務のDXが一気に進展
FUJIFILM IWproと電子契約システムの連携により、契約に関わる業務を大幅に効率化。ワークフローシステムとも連携することで社内稟議や見積書など各種業務のDXが一気に進展
目 次
おすすめのお客様
- 契約業務の手間や煩雑さに悩んでいる企業
事例の概要
- 紙ベースの業務が多く、特に契約業務は手間と時間がかかっていた
- 過去の契約書探しに多大な時間を要していた
- 契約締結時に必要な稟議書や見積書の確認は別システムで行う必要があり煩雑だった
- 雇用契約業務をシステム上で完了でき、郵送や捺印で数日間かかった業務時間が大幅短縮された
- 契約更新時など、過去の契約書検索が容易になった
- ワークフローシステムとの連携により、契約に関する稟議書や見積書の保管や管理も同じシステム上で行えるようになった
- 契約業務の進捗管理や過去の契約書の検索が容易になるため
- さまざまな契約書管理で活用できる拡張性があるため
- 自社の業務に精通している富士フイルムビジネスイノベーションジャパンへの信頼感
事例の詳細
事業内容を教えてください
導入前はどのような課題を感じていましたか
最も大きな課題は、業務のデジタル化による効率化でした。従来、社内稟議書や契約書などは紙で押印・処理しており、さまざまな業務が紙をベースに行われていました。上司も紙業務に問題意識をもっており、また私は前職でワークフローシステムによる業務に慣れていたことから、当社でもぜひ電子化を進めたいと考えていました。さらに、当時は電子帳簿保存法への対応を迫られている時期でもありました。そこで、紙業務削減の第一歩として、ワークフローシステムの導入により稟議書などの回覧を電子化するとともに、電子帳簿保存法に対応するための各種電子データの保存場所としてFUJIFILM IWproの前身サービスである「Smart Workstream」を導入しました。
それに続く次の一歩として考えていたのが、契約業務の電子化でした。当社では契約社員なども含めて年間約200件の雇用契約を結びますが、従来は雇用契約書の社内決裁から相手先とのやりとり、保管まで全てを紙で行っていました。契約業務の中でも、まずは契約数が多い雇用契約の電子化に取り組むことにしたのです。
工務部 システム課 竹井 勇馬 様
導入の決め手を教えてください
雇用契約業務の電子化ということで想定していたのは、電子契約システムから相手先に送付した雇用契約書が、社員番号をキーとして自動的に当社のシステムに登録され、以降の保管や検索がシステム上で行えるというものでした。検討を進めていたちょうどその頃、Smart WorkstreamがFUJIFILM IWproに移行するという知らせを受けました。そこで、どのように新しくなったのか説明をしてもらったところ、業務プロセスを管理する機能やインターフェースがとても使いやすくなり、他社業務システムと連携できることも分かりました。そこでDocuSignによる電子契約システムを導入し、FUJIFILM IWproと連携することで契約業務の一連の流れを最適化することにしたのです。それにより電子契約システムから契約書を相手に送付し、相手の電子署名が完了すると、自動的に署名済みの契約書がFUJIFILM IWproに登録・表示されシステム上で確認できるほか、契約更新時などに過去の契約書を確認する際にも年度別に一覧で表示されるため、スピーディーに検索することが可能となります。
他社のシステムとも比較検討しましたが、個々のスキルに依存しない使いやすさ、今後さまざまな契約書管理で活用できる拡張性、当社の業務内容をしっかりと理解し提案に反映してくれているという点を考慮して、FUJIFILM IWproの導入を決定しました。
契約書格納済み
契約書未格納
FUJIFILM IWproのプロセス管理画面で「委託契約書」「雇用契約書」を社員ごとに年度別で一覧で管理している様子
導入後の効果について教えてください
以前は雇用契約に関する業務を全て紙で行っていたため、まず契約書を印刷・製本して相手先に郵送し、先方から押印した契約書を返送してもらうというやりとりだけで何日も日数を要し、契約内容によっては印紙代もかかっていました。また、契約書の現物はファイリングして保管していましたが、年間約200件にもなることから、保管のために倉庫を借りる必要もある上、過去の契約書を見直すために探すのも一苦労でした。紙ベースの業務から発生するそうした非効率が、今回のFUJIFILM IWproと電子契約システムの導入によって一気に解消されました。
さらに、稟議書や稟議書に添付されている見積書などの書類についても、ワークフローシステムで決裁が下りると自動的にFUJIFILM IWproのドキュメント領域に連携される仕組みにしたため、さまざまなシステムを開かなくてもFUJIFILM IWpro上で契約に必要な書類がまとめて確認できるようになりました。これらの業務に関わる多くの従業員が手間から解放され、「決裁のハンコを押すためだけに帰社する必要がなくなった」「出張先でも契約内容が見られるようになって助かる」といった声も多々聞こえてきています。FUJIFILM IWproを中心とした各種業務システムの連携のおかげで、当社のDXが大きく進展しました。
FUJIFILM IWpro上で契約書類と稟議書類の検索・閲覧を実現
「FUJIFILM IWpro」はどのような企業におすすめですか
紙ベースの業務を何とか減らしたいと考えている企業であれば、どのような業種でも検討の価値があるのではないでしょうか。当社と同じように紙の契約業務に手間や時間をかけている企業は、電子契約システムの導入と併せてメリットがあると思います。
工務部 システム課 森口 順耶 様
さらなる活用や今後の取り組み予定について教えてください
今回はまず雇用契約から取り組みましたが、それ以外の契約業務についても、電子契約システムとFUJIFILM IWproの連携による電子化を進めていきたいと考えています。また、FUJIFILM IWproには、ファイルの保管・共有や業務プロセスの管理以外にも、複合機との連携による紙にまつわる業務の効率化など、さまざまな機能があります。せっかく導入したサービスですから、できる限り有効活用を図っていきたいですね。
富士フイルムビジネスイノベーションジャパンには、これまでもいろいろとお手伝いいただいてきましたが、これからも当社に寄り添って、FUJIFILM IWproを含め各種ソリューションを通じた課題解決、DX推進に力を貸してもらえたらと願っています。
(左から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 津久井 千晶
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 渡辺 英樹
大成エンジニアリング株式会社 竹井 勇馬 様
大成エンジニアリング株式会社 森口 順耶 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 合瀬 綸太朗
お役立ち資料
『FUJIFILM IWpro をより詳しく!契約業務プロセスの効率化』(無料)
FUJIFILM IWproによる自動化や文書読み取りなどの最新技術を活用して、お客様の契約業務の「困った!」を解決する方法をご紹介します。
本事例に関するご質問や見積等のご要望はコチラ
導入ソリューション
FUJIFILM IWpro
文書の自動取込み・仕分けから、データ共有、管理、出力、そしてセキュリティーや操作のしやすさまで、デジタル化した業務に求められる機能を集約したクラウドサービスです。
DocuSign
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お客様プロフィール
大成エンジニアリング株式会社
- 業種
- 建設関連業
- 事業内容
- 発注者支援、土木設計、文化財調査
- 従業員
- 345名(2024年11月1日時点)
- 本社所在地
- 〒162-0045 東京都新宿区馬場下町1-1 FORECAST早稲田FIRST 8F
※掲載内容は2024年11月時点の情報です
高速道路などのインフラに関わる調査・計画・設計・施工管理を行う総合建設コンサルタントです。施工事業者に対する検査・指導・調整を通じて、発注者の支援業務および道路・橋梁の設計業務を行っています。また、建物などの建設予定地に遺跡などの埋蔵文化財が存在していないかを発掘調査する文化財調査業務にも取り組んでいます。