お客様導入事例
株式会社マエダハウジング様
複合機の利用状況をユーザーごとに「見える化」 プリント枚数で約5%、コストを約20%削減 さらにどの店舗でもプリント可能な業務環境も実現
事例の概要
- 複合機の利用状況について、誰がどのくらい利用しているかが分かっていなかった
- 間違いプリントや、白黒で十分なのにカラーでプリントするなどの無駄が発生していた
- 他店舗の複合機でプリントする場合、プリンタードライバーをインストールする必要があり、手間がかかっていた
- ユーザーごとの利用状況が「見える化」され、今後の改善に向けた手がかりを得られるようになった
- 導入前と比べて、プリント枚数では約5%、コストでは約20%の削減が実現した
- 資料の間違いプリントや、うっかりカラーでプリントしてしまう誤印刷の防止につながった
- プリンタードライバーを新たにインストールすることなく、どの店舗からでもプリントできるなど、業務の効率化が図られた
- ユーザーごとの利用状況が可視化できるツールであったこと
- どの店舗でも簡単にプリントできることで、従業員の働き方が改善できること
事例の詳細
事業内容を教えてください
株式会社 マエダハウジング 代表取締役 前田 政登己 様
導入前はどのような課題を感じていましたか
以前から使っていた複合機のリース期間が満了し、新しい複合機を検討することになりました。その際、ユーザーごとのプリント枚数などを把握できるようにしたいと考えました。当社ではリフォームの設計図面やポスティングチラシの作成など、さまざまな用途で複合機を使用しており、1人の従業員が最大で1か月に約4,000枚を出力することも発生します。SDGs貢献に取り組む中で、プリント枚数の削減を目指していますが、誤ってプリントしてしまったり、白黒でよいものをカラーでプリントしたりといった無駄が散見されました。そうした課題を解決するために、まずは利用状況をユーザー単位で「見える化」することが必要だと考えたのです。
一方、当社では6店舗で9台の複合機を使用していますが、お客様先に訪問することもあるため、他店舗でプリントすることも多々あります。他店舗でプリントするためには、PCにあらかじめ複数のプリンタードライバーをインストールしておかなければならず、多くの従業員が不便を感じていました。
株式会社 マエダハウジング 原本 肇 様
導入の決め手を教えてください
そこで、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンから2つの提案がありました。1つ目は、あらかじめ登録した個人IDで認証しプリントできるようにする「サーバーレスオンデマンドプリント」です。これにより、全従業員が自店舗内の空いている複合機や、どの店舗でも自店舗と同様にプリントすることが可能です。さらに、認証後にプリント枚数や白黒・カラーなど設定内容の確認を求められるので、誤印刷の防止も期待できます。
サーバーレスオンデマンドプリントの仕組み
そして2つ目が「FUJIFILM IWpro 複合機管理」のサービスを導入することで、ユーザーIDや機器ごとのプリント枚数などを集計されたデータとして入手でき、従業員単位での情報把握が可能になるという提案です。
FUJIFILM IWpro 複合機管理の概要
他社からも提案をいただいたのですが、ユーザーごとのプリント枚数などのデータを出力できる機能と、どの複合機、どの店舗でも設定不要で簡単に出力できる機能とが、どちらも簡単に実現できており使いやすい点を総合的に評価。「見える化を通じたコスト削減」という課題に対して、かゆいところに手が届くサービスを提案してくれた富士フイルムビジネスイノベーションジャパンを選択しました。
導入後の効果について教えてください
新しい複合機とFUJIFILM IWpro 複合機管理、サーバーレスオンデマンドプリントを導入して半年ほどですが、昨年の同時期と比較して、プリント枚数は約5%削減できその結果、出力コストは約20%の削減を実現しています。プリント枚数と比べてコストの削減率が大きいのは、白黒プリントの比率が増えたからであり、うっかりカラー選択した出力を複合機の前で白黒に変更できたことによる、誤印刷防止が奏功したものと考えています。
また、ユーザー別・機器別の累計データを集計して役職者会議で共有していますが、今後は部署ごとに従業員にフィードバックすることも考えています。従業員はそれぞれ職種も担当案件も異なりますから、一律にプリント枚数を制限するのは非現実的ですが、まずは状況を「見える化」し、お互いのやり方を共有するなどして、コスト削減にとどまらず仕事の内容を工夫・改善していくきっかけにもなればと考えています。
さらに、どの店舗にいてもIDひとつでプリントができるようになったことも、従業員の評判は上々です。これまで他店舗でプリントする際には、その店舗の従業員に頼んだりするなどしていましたので、その点でも業務効率化につながっています。
株式会社 マエダハウジング 横畠 祥 様
ユーザーごとの使用状況の管理画面 複合機ごとのプリント状況の管理画面
導入後の効果について教えてください
新しい複合機とFUJIFILM IWpro 複合機管理、サーバーレスオンデマンドプリントを導入して半年ほどですが、昨年の同時期と比較して、プリント枚数は約5%削減できその結果、出力コストは約20%の削減を実現しています。プリント枚数と比べてコストの削減率が大きいのは、白黒プリントの比率が増えたからであり、うっかりカラー選択した出力を複合機の前で白黒に変更できたことによる、誤印刷防止が奏功したものと考えています。
また、ユーザー別・機器別の累計データを集計して役職者会議で共有していますが、今後は部署ごとに従業員にフィードバックすることも考えています。従業員はそれぞれ職種も担当案件も異なりますから、一律にプリント枚数を制限するのは非現実的ですが、まずは状況を「見える化」し、お互いのやり方を共有するなどして、コスト削減にとどまらず仕事の内容を工夫・改善していくきっかけにもなればと考えています。
ユーザーごと5の使用状況の管理画面
複合機ごとのプリント状況の管理画面
さらに、どの店舗にいてもIDひとつでプリントができるようになったことも、従業員の評判は上々です。これまで他店舗でプリントする際には、その店舗の従業員に頼んだりするなどしていましたので、その点でも業務効率化につながっています。
株式会社 マエダハウジング 横畠 祥 様
FUJIFILM IWpro 複合機管理とサーバーレスオンデマンドプリントはどのような企業におすすめですか
当社のように拠点が複数あってそれぞれに複合機がある会社、複数の部署が同じ複合機を共有している会社などにおすすめできます。通常そのような会社では、拠点ごと、部署ごとの利用状況を「見える化」することがやりきれず、その結果コスト削減などの対策を打つことが難しくなるのですが、このソリューションを導入すると容易に「見える化」することが可能となり、コスト削減はもちろんのこと、利用部署ごとの出力経費の按分や、複合機管理の一元化といった効率化に向けた対策も可能になります。
さらなる活用や今後の取り組み予定について教えてください
現在、最大の課題だと思っているのは、従業員の生産性をいかに上げるかです。コストの抑制だけでなく、付加価値向上や労働時間削減などを進めるための第一歩は、正しい情報を知ること、つまり「見える化」です。そうした取り組みのためにも、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンにはこれからも、複合機やネットワークなどIT全般について幅広く協力していただきたいですね。
(左から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 杉崎 公哉
株式会社 マエダハウジング 原本 肇 様
株式会社 マエダハウジング 代表取締役 前田 政登己 様
株式会社 マエダハウジング 横畠 祥 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 沖野 雅也
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導入ソリューション
FUJIFILM IWpro
文書の自動取込み・仕分けから、データ共有、管理、出力、そしてセキュリティーや操作のしやすさまで、デジタル化した業務に求められる機能を集約したクラウドサービスです。
お客様プロフィール
株式会社マエダハウジング
- 業種
- 建設業
- 業務内容
- 住宅リフォーム、新築の設計、施工、管理、メンテナンス
- グループ従業員
- 165名(2024年1月時点)
- 本社所在地
- 730-001 広島県広島市中区八丁堀10-14 八丁堀マエダビル3・4F
※掲載内容は2024年11月時点の情報です
住宅リフォームを中心に、新築の設計施工から不動産まで、「住まいと暮らしのワンストップサービス業」として展開しています。広島市内などに6店舗を構え、創業31年でリフォーム・修繕の累計実績数は約32,000件。広島県のリフォーム総合売上で10年連続No.1をいただいています。経営ビジョンの1つに「地域で輝く100年企業になる」を掲げており、「マエダハウジングカップ野球大会」をはじめ地域のお子さまのためのスポーツ大会を開催するなど、地域貢献にも努めています。