FUJIFILM IWpro
活用ライブラリー

FUJIFILM IWpro活用ライブラリー
CHX AWARDS
「場所」をつなげる部門

株式会社デザインネットワーク様
経営管理部 部長 渡部 剛 様
経営管理部 総務グループ 伊藤 真央 様

業種:機器・ソフトウエア設計・開発支援業
従業員:552名(2024年4月1日現在) 
利用用途:複合機の一括管理
株式会社デザインネットワーク様

クラウドを活用した
複合機の一括管理へ

ユーザー登録作業の
時間を9分の1に削減

scroll
サービス導入前/サービス導入後
効果
  • 全国の複合機を本社から一括管理することが可能に
  • 複合機のユーザー登録作業にかかる時間が9分の1に短縮
  • ICカード認証導入により情報漏えいリスクを低減

東京・麹町の本社を中心に全国9拠点を基盤として、機器やソフトウエアの設計・開発支援を行うデザインネットワーク様。
情報の統合管理やセキュリティー向上が全社的な取り組み課題となる中で、対応が進んでいなかった複合機について、
本社の総務部門にいながら各拠点の機器を効率的に管理・運用することに挑戦。
管理業務にかかる時間や手間を大きく削減したほか、セキュリティーも改善しました。同社の渡部様と伊藤様にお話を伺いました。

挑戦のきっかけ

複合機の社内における統合管理
とセキュリティー強化が課題に

当社ではここ数年、全社のDX方針として、社内のさまざまな場所に散在している情報機器やデータを統合的に管理・運用できる体制整備に取り組んできました。また、お客様の機器やソフトウエアの設計・開発に関わっていることから、顧客の機密情報を筆頭にあらゆる情報を同一のセキュリティー基準で管理すべく、ISMSなどの取り組みを続けています。そんな中、複合機については1台ごとに運用していて統合的に管理できる仕組みがなかったこと、情報漏えいのリスクが残っていることが課題となっており、なんとかしなければと思っていました。

経営管理部 部長 渡部 剛 様

経営管理部 部長 渡部 剛 様

挑戦の道のり

全国9拠点の複合機を、
クラウドを通じて本社で一括管理

当社は全国9か所に拠点があり、対象となるのはそれぞれに設置された複合機です。場所にとらわれず管理・運用できる仕組みが必要でした。そこで、クラウドサービスであるFUJIFILM IWproを導入することで、東京の本社にいながらWebブラウザ経由でユーザー管理やプリントログ管理などを一括で行えるようにしました。そのほか、ICカードによるユーザー認証システムも導入、複合機のリース契約更新時期でもあったため、各拠点で1台ずつ、計9台の複合機を新規に導入しました。その際、システムのトラブルで予定どおり作業が進まなかったケースもありましたが、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの臨機応変な対応もあり、無事に導入を終えることができました。

経営管理部 総務グループ 伊藤 真央 様

経営管理部 総務グループ 伊藤 真央 様

挑戦の結果

9台分のユーザー登録作業が
1回で終了、作業時間は9分の1に

当社のエンジニアは複数拠点にまたがって仕事をすることがあるため、社員の入社があった場合など、これまでは別々の拠点にある複合機1台1台にユーザー登録やアドレス帳登録をしなければなりませんでした。しかし、FUJIFILM IWproを導入してからは、本社にいながら1回の作業で全国の複合機にユーザー登録を済ませることが可能になり、9台全てを設定する場合、単純計算で作業時間は9分の1となりました。特に中途入社の社員は即戦力化が期待されていることから、急ぎで業務環境を準備しなければならないことも多く、大きな効果が出ています。
また、複合機の利用状況やコストを個人や部門ごとに集計・管理できることから、さまざまな業務関連データを統合・活用していく全社のDXの流れに沿った施策となっていることも成果と言えます。

株式会社デザインネットワーク様
受賞コメント

クラウド化で「情報の可用性」を
上げ、DXのさらなる深化を

今回は受賞企業に選ばれることができ、とてもうれしく思っています。全ての社員が必要な情報をすぐに活用できるようにする――「情報の可用性」を上げることが当社のDXの基本理念となっています。そのためには、あらゆるシステムをクラウド化していくことが重要です。FUJIFILM IWproについても、今後さらに活用の幅を広げ、経営の効率化と価値創造に貢献していければと思っています。

ーこれからDXの推進を検討されている方々へー

自社の製品やサービスに直結しないバックオフィスの業務なら、デジタル化やIT活用に取り組むことのハードルは高くないはず。そうした身近なところで現場レベルの小さなイノベーションを起こすことが、後々大きなDXにつながります。チャレンジしてみることが大事だと考えています。

株式会社デザインネットワーク様

他のCHX STORYを見る

CHX AWARDS
「情報」をつなげる部門

朝比奈株式会社様
代表取締役
吉川 直美 様

朝比奈株式会社様

製造関連文書をデジタル活用へ
30分かかっていた文書検索を一瞬で完了

事務局コメント​

日々の業務をしていると、つい『当たり前』に囚われてしまいませんか?
朝比奈株式会社様では、創業者である先代の頃から保管している「製造指図書」を、日々の作業計画立案や原価比較に活用してきました。この当たり前の業務にメスを入れたのが、先代からバトンを受け継いだ代表取締役の吉川様。他業種のご経験も活かし、社内のいつもの業務を異なる視点で見つめ直し、眠っていた課題の解決に取り組まれました。吉川様に、この挑戦をお伺いしました。

詳しく見る
CHX AWARDS
「人・プロセス」をつなげる部門

株式会社エール様
専務取締役 山田 遼 様
業務管理 田中 希 様

株式会社エール様

運営指導の準備時間をご利用者と向き合う時間へ
3か月かかっていた作業を大幅短縮

事務局コメント​

電子化しても、目的に応じた「管理」って難しくありませんか?
通所介護事業を営む株式会社エール様でも、運営指導のための書類準備が大きな負担になっており、サービス向上を目指す山田様と田中様が、この改善に挑戦されました。たどり着いたのは、表形式で「ある」「なし」が直観的にわかる書類管理。利用者様とのお時間の確保や、今後の事業拡大の新たなアイディアにもつながっております。この挑戦について、山田様と田中様にお伺いしました。

詳しく見る
CHX AWARDS
ユニーク活用部門

株式会社イーネット様
情報システム部
兼 総務部 次長 
後藤 淳 様

株式会社イーネット様

請求書を起点にバックオフィス業務デジタル化へ
あえて人手を残し、作業時間は4分の1

事務局コメント​

人手を残すデジタル化?矛盾するようにも思えますよね。
株式会社イーネット様では、請求書を起点にバックオフィス業務のデジタル化に取り組まれていました。デジタル化を進める一方で、大切にされていたのが「現場視点」の使いやすさ。全てをデジタルに置き換えることが、必ずしも使いやすいものになるわけではないという考えから、あえてポイントでは人手を残すデジタル化を進められました。後藤様に、この挑戦をお伺いしました。

詳しく見る