このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
IMMUNO AG2は、1台でSARSコロナウイルスやインフルエンザウイルス、肺炎マイコプラズマなど複数の抗原に対応できる検査システム。写真フィルムの銀増幅技術を応用した高感度検出技術により、抗原量の少ない発症初期での検出率が向上。検体を滴下した専用試薬をセットするだけで自動判定を行え、核酸検出検査などの実施が難しいシーンでも検査業務の迅速・効率化に貢献します。
液晶画面の表示には、黒背景に白およびオレンジの文字を採用しました。オレンジのバーで測定の進行状況を示し、判定結果は点滅と音でお知らせ。離れていても一目で状況を確認できます。インフルエンザなら最短3.5分で判定を開始。判定できない場合には自動で増感検査を行います。
試薬カートリッジに検体を滴下し、装置にセットしたら、自動で測定がスタート。測定結果がプリントされるまで他の操作はいりません。
新たな機能を追加しながらも、一層のコンパクト化を実現しました。幅100mmのスリムなタテ型デザインで、複数台設置に適しています。
電子カルテや検査部門システム(LIS)と連携することで検査データを共有できます。
写真技術の応用によりウイルス、細菌などの抗原検出感度が向上。抗原量が少ない発症早期の検体でも検出が可能になりました。
標識に用いる金コロイド粒子を、写真現像の銀増幅原理を応用することにより約100倍に増幅し、検出感度を向上させました。
金コロイド粒子が、異物を介して付着し陽性判定を示さないよう、銀を吸着させる前に洗い流すことで判定の特異度を高めています。
- 一般的名称
デンシトメトリー分析装置
- 販売名
富士ドライケム IMMUNO AG2
- 届出番号
14B1X10022000123
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社