このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
血中のエンドトキシンとβ‐D-グルカンを定量測定
β‐D-グルカン測定試薬*1は20分測定を実現
2項目同時測定が可能
- エンドトキシン(重症グラム陰性菌感染の診断補助)
- (1→3)-β-D-グルカン(深在性真菌感染の診断補助)
2種類の測定原理に対応
カブトガニ血球抽出物から調製したLAL試薬は、試料中のエンドトキシンまたはβ-D-グルカンによって凝固(ゲル化)します。このゲル化反応を透過光量の変化として捉え、反応開始から一定の透過光量比に達するまでの時間(ゲル化時間)を分析、試料中のエンドトキシン濃度またはβ-D-グルカン濃度を算出します。
カブトガニ血球抽出物と発色合成基質から調製したLAL試薬は、試料中のβ-D-グルカンによって発色合成基質から黄色色素を遊離、発色します。反応中の吸光度を測定し、色素量を単位時間あたりの吸光度変化率として分析、β-D-グルカン濃度を算出します。
スピーディな測定(発色合成基質法試薬)
β-D-グルカン測定は発色合成基質法を使うことで、反応時間20分で結果が得られます。比濁時間分析法の反応時間は最大90分ですが、濃度の高い検体ほど短時間で測定が終了します。
セキュリティ対策
セキュリティソフトの導入により、マルウェア等の感染を予防します。ユーザー階層管理により、機器設定、データ取り出しは管理者のみ可能です。
(W297 × H420mm)
- コンパクト設計で、デスク上で邪魔にならず、スペースの有効活用に貢献します。
(設置面積 トキシノメーター MT-6500比約32%減) - 最大10テストを同時測定します。
- リムセイブ MT-7500本体のみで、測定依頼、結果出力・保存ができます。
- 内蔵プリンターで測定終了時に測定結果を自動印刷可能です。
拡張モジュール(別売)を本体に2台まで接続でき、最大30テストを同時測定できます。
シンプルで使いやすい操作画面
測定操作のフロー
- 検量線カードの2次元コード1か所を読み取るだけで試薬ロットごとの検量線情報、使用期限を登録できます。
- 検体前処理液ロットは外箱のバーコードを読み取るだけで使用期限と共に登録できます。
- 専用コントロールを用いた陰性試料、陽性試料による精度管理が可能です。
- 専用コントロールの参考値情報、使用期限等は、参考値カードの2次元コードの読み取りにより登録できます。
- 本体で精度管理図を表示・印字させることができます。
- コントロール測定オーダー用バーコードを用いる事でコントロール測定依頼を簡単に行えます。
測定項目
- 微生物由来成分
血漿中エンドトキシン
血漿中または血清中の(1→3)-β-D-グルカン(比濁時間分析法)
血漿中の(1→3)-β-D-グルカン(発色合成基質法)
主な仕様
- 測定方式*2
比濁時間分析法(β-D-グルカン、エンドトキシン)
発色合成基質法(β-D-グルカン)
- 同時分析項目数
最大2項目
- 同時測定テスト数
最大10テスト(本体のみの場合)
最大30テスト(拡張モジュール2台接続時)
未測定ウェルには随時反応試験管のセット可能
- サイズ
本体:幅250×奥行400×高さ180mm
拡張モジュール:幅100×奥行270×高さ125mm
特定保守管理医療機器
- 一般的名称
微生物由来成分分析装置
- 販売名
リムセイブ MT-7500
- 届出番号
14B1X10022000132
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社
販売名 | 添付文書 ダウンロード | 取扱説明書 ダウンロード |
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