このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
画像診断ワークステーションShadeQuest/ViewR-DGは、放射線診断医が読影で必要とする多くの専門機能を搭載した画像ビューアです。
読影における基本機能はもちろん、カンファレンス、研究、教育などさまざまな場面でストレスなく活用できる操作性が備わったユーザにやさしい画像ビューアです。
画像情報統合サーバ「ShadeQuest/Serv」との通信の強化により、ThinSlice画像など大量の画像表示をする場合にも、高速な画像表示を提供しています。
機能設定、初期表示の画像表示エリア分割数、表示設定、文字の色やサイズなど、ユーザ単位で自由に設定することが可能です。画面に配置するボタン類については、日本語名をつけるなどわかり易い表示とし、ユーザにもやさしいビューアです。
拡大・縮小、階調、移動、計測などの基本機能をマウス操作に割り付けるなど、ユーザビリティを意識しています。
マルチフレーム画像、トモシンセシス画像、PET-CT画像など専用機能が必要な画像表示にも対応。より専門性が高い画像処理、解析機能は、専用ビューア(ワークステーション)とシームレスに連携します。
モダリティごとに比較読影用レイアウトを自由に作成することができます。過去画像との画像位置合わせで、呼吸などによる位置ズレ修正の操作数を大幅に削減しました。
初期表示の画面レイアウトに加えて、よく使用するレイアウトをあらかじめ登録することができます。モダリティごとに10パターンのレイアウトを登録できキーボードにショートカット登録できます。比較画像は、自動位置合わせ、FOV等倍表示を初期表示時に行います。
画像を表示しているウィンドウ内で3断面図表示処理をすることが可能です。
MIP処理、階調プリセットを組み合わせて読影の幅を拡げていただけます。
PET-CT検査におけるPET画像とCT画像や、頭部MRI検査におけるT1強調画像と拡散強調画像の重ね合わせ表示(フュージョン)を画像表示画面上で簡単に作成できます。PET画像上やFusion画像上でもSUV値の計測を行うことができます。
ダイナミックCTにおける造影剤の効果を見るために、造影剤の前、後などの画像を重ね合わせて差分表示を行うことで、効果判定の精度を上げることができます。
シリーズに含まれるb値ごとに画像を表示させるとともに、コンピュータ処理でb値を可変できるcDWI画像を生成することで、任意のb値との比較によりより精密な診断支援を行うことができます。
ダイナミックCTにおける造影剤の効果を見るために、濃度平均値の時間推移を測定し、最大3つまで計測してグラフで表示できます。
一般的なモニタから6MPといった大型ワイドモニタまで幅広く対応しています。
奇数分割での画像表示と選べるモニタ構成が読影環境構築の幅を広げます。
さらに、オペ室やカンファレンス室での使用に適した6面構成なども対応可能です。
検査履歴リストの共有、キー画像貼付け機能、過去所見からの画像表示などが右クリックメニューなどから簡単に操作できます。
カンファレンスや手術用として画像の表示状態を保存できます。保存した表示状態をカンファリストに登録することにより、他の端末でも保存した表示状態(レイアウト、階調、マーキング、計測情報など)を再現することができます。
CT画像、MRI画像などの診断画像も線量分布図を並べて表示することで、放射線治療医が診察・経過観察時に確認できるほか、カンファレンスなどにも活用できます。
- 販売名
画像診断ワークステーション ShadeQuest/ViewR-DG
- 製造元
富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
- 認証番号
227ADBZX00107000