このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
フィルムレス環境において求められるスピード、安定性を兼ね備え、大容量のDICOM画像を管理・保管する画像情報統合サーバです。
柔軟性に優れたシステム構成により、画像発生量や院内の端末数など、その規模に応じた最適な環境の構築を可能にしています。
- ペタバイト以上の画像データを無理なくマネージメントできます。
- 放射線治療計画の画像データ(DICOM RT)を一元管理します。
- 当社従来の画像高速化通信方式を改良し、これまでよりも画像表示スピードを向上させています。
- 長期間にわたり画像データを電子保管している環境でも、画像表示スピードに影響を与えない設計です。
- サーバを仮想化することで、ハードウェア資源を有効に活用すると同時に、システムの拡張性も高めています。
- SSDやHDD構成など、柔軟な構成設計により、お客さまの環境に適したシステム構成と読影環境を構築することが可能です。
システム管理者専用の管理画面で、稼働状況の確認や画像データの変更・削除などの操作ができます。管理画面は Webブラウザを採用しているので、院内ネットワークに接続されている端末であれば、どこからでも操作可能です。
画像一覧機能 | 画像情報の変更・削除、転送などをすることができます。 |
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システムレポート機能 | システムの動作レポートを確認することができます。 |
稼働状況確認機能 | サーバシステムの稼動状況が確認できます。 |
ディスク利用統計機能 | 画像保存用ディスクの利用状況・統計情報を確認することができます。 |
監査ログ機能 | 監査証跡を記録したログの検索・表示が可能です。 |
ShadeQuestシリーズ製品のユーザ管理を統合的に行うことができます。ユーザID、ユーザ名、職制、所属など、共通マスタの一元管理が可能です。
- 接続される当社製品は、システム単体ではなく、ユーザの認証管理や監査証跡記録、アクセス制御など一元的に関るすることが可能です。
- 不正なアクセスに対しても、AEタイトルやIPアドレスにより、なりすまし通信を防止できる機能を有しており、無線LAN環境においても安心してご利用いただくことができます。
ShadeQuest/Servは、サーバ機能としてデータベース管理(DBS)、画像受信管理(STS)、ストレージ・アーカイブ管理(LTS)の3つに機能分散しており、この構成がモダリティから送られてくる大量のデータを無理なく処理しています。さらに、これら機能のシステム(ハードウェア)への組み込み方に柔軟性を持たせているため、取り扱うデータ量に応じて、大規模から中・小規模まで、お客さまの環境に合わせた最適なシステムを構築できます。また、仮想基盤、ブレードサーバといった構成の採用など、物理的なハードウェアにこだわらない、進化する技術に合わせたソリューションをご提供しています。
- 画像受信
- ストレージマネージメント
- アーカイブマネージメント
をパッケージ化したライセンス
- 画像受信
- ストレージマネージメント
- アーカイブマネージメント
を機能ごとに分割したライセンス構成
- ShadeQuest/Servには、放射線部門で発生した診療情報を患者単位で時系列に把握できるポータル機能が標準搭載されています。
- 画面上のアイコンにマウスを当てるだけで、検査や所見のサマリを表示できます。さらにアイコンをクリックすることで確定所見や画像ビューアを表示します。
- 放射線部門の検査予定も簡単に把握できるので、適切な検査を計画できます。
ShadeQuestシリーズ製品との連携機能も充実しています。
放射線治療画像情報の統合管理
- 放射線治療計画装置からDICOM RT情報(RT Plan、Dose、Structure set、CT Image)を取得、管理することが可能です。
- 医療機器プログラムの画像診断ワークステーション「ShadeQuest/ViewR-DG」との組み合わせで、放射線治療計画画像が、電子カルテ用情報端末などで確認できる環境を構築することが可能となります。
- 製造元
富士フイルム医療ソリューションズ株式会社