高温用プレスケールに関するお問い合わせ
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高温用プレスケールに関するよくあるご質問
購入前のご質問
Q. 高温用プレスケールの特長を教えてください。
A.
加熱加圧環境(使用推奨加熱温度:両面加熱180~220℃)でお使いいただけます。通常プレスケールを加熱環境で使用した場合、(1)熱による未加圧部での発色、(2)ベース変形、(3)A/Cフィルムの接着といった問題が発生することがありましたが、高温用プレスケールはこれらの影響を低減しています。
Q. 製品の厚さを教えてください。
A.
AF:60±10μm、CF:65±10μm
Q. 製品のサイズを教えてください。
A.
270mm×6mのロール品です。シート品はございません。
Q. 特注サイズに対応いただけますか。
A.
現在、特注サイズの提供は承っておりません。
Q. 使用時の注意事項はありますか。
A.
- 薬品を塗布していますので、水やアルコールなどの化学薬品に触れると正常な計測ができません。
- 垂直方向に加圧されることを前提に設計していますので、水平方向の力等に対しては、正常な計測はできません。
Q. シートは繰り返して使用できますか。
A.
繰り返して使用することはできません。
Q. 製品サンプルで事前に試すことはできますか。
A.
100m×130mmサイズの製品サンプルを提供可能ですので、サンプル申し込みページよりお申し込みください。
Q. 圧力画像解析システムでの測定はできますか。
A.
現在、高温用プレスケールLLWは画像解析システムに対応していません。今後、開発予定ですので、発売が決まりましたらアナウンスいたします。
Q. 購入先を教えてください。
A.
機械工具、理化学、計測機器、カタログ系の商社さまでご購入いただけます。
Q. 富士フイルムから直接購入できますか?
A.
直接販売は行っておりませんので、プレスケール等の計測フィルムを取り扱っている機械工具、理化学、計測機器、カタログ系の商社さまからご購入ください。
使い方
Q. カッティングはどうすれば良いですか。
A.
ハサミなどでカット可能です。なお、Aフィルムをカットする際は、圧力測定部分のマイクロカプセルを壊さないようにご注意ください。マイクロカプセルが壊れてしまいますと、測定時に発色にムラが生じる可能性があります。
Q. AフィルムとCフィルムの重ねる順番は決まっていますか。
A.
フィルム上のマイクロカプセルが受ける熱が、発色に影響する可能性がございますので、弊社評価条件に合わせた形でCフィルムを下側に、Aフィルムを上側にしてご使用いただくことをお奨めします。
Q. 加圧するまで、加熱環境に長時間放置しても問題ないでしょうか。
A.
カプセルが受ける熱により発色へ影響する可能性がございますので、加圧前にセットいただくことを推奨いたします。
Q. どのような加熱条件で測定可能でしょうか。
A.
推奨加熱条件は、180~220℃(両面加熱)です。温度が推奨条件より低い場合は発色濃度が薄くなり、温度が高い場合は発色濃度が濃くなります。また、温度が高い場合、ベースが変形したり、測定後にAフィルムとCフィルムを剥がす際にフィルムの塗膜が剥がれてしまう可能性があります。
Q. 部屋の温湿度は影響しますか。
A.
フィルムの発色には、フィルムが受ける熱が影響しますので、加熱プレス部の加熱温度が影響します。
Q. 真空中で計測できるでしょうか。
A.
発色していれば、その濃度から圧力分布を確認いただくことは可能です。ただし、発色濃度と圧力値の対応が標準チャートのカーブと異なる可能性があります。
Q. 推奨外の温度で使えますか。
A.
精度保証はしておりませんが、条件により使用可能です。加熱温度が推奨条件より低い場合、発色濃度が薄くなり、加熱温度が高い場合、発色濃度が濃くなります。
240℃程度になると、ベース変形が大きく使用ができない可能性が高いです。詳細に関しては、お問い合わせください。
Q. 加圧条件が標準チャート条件と異なる場合、どうすればよいでしょうか。
A.
圧力値に対する保証はできませんので、面圧分布の測定としてお使いください。参照いただく標準チャートは、取説記載のもののうち、近い条件のものをご使用ください。
Q. 有効期限はどれくらいですか。
A.
製品の有効期限を製品箱ラベルに記載しています。有効期限を過ぎると発色が薄くなる可能性がありますので、有効期限内にお使いください。なお、経時での性能変化を小さくするため、冷暗所での保管を推奨します。
Q. 有効期限を過ぎると使えませんか。
A.
濃度が薄くなるほど、本来の性能から変わってしまう可能性があり、性能を保証できません。新たにご購入いただくことをお奨めいたします。
Q. 未使用製品はどのように保管すれば良いですか。
A.
Aフィルム、Cフィルム共にそれぞれの元の袋に戻し、箱に入れ冷暗所にて保管してください。室内明所で長時間放置したり、日光の当たる場所に放置されますと、製品地肌の変色や発色濃度の低下が起こり、通常の性能と結果が異なってしまいます。
困った時は
Q. 発色が想定した濃度より薄い(濃い)のですが、何か間違っているでしょうか。
A.
加熱温度や圧力について、製品推奨範囲内の条件となっていますでしょうか。加熱加圧条件によっては、標準チャート記載の色濃度と圧力のと対応が変わる可能性があります。
Q. 取扱説明書をなくしてしまった。
A.
大変申し訳ございませんが、色見本が記載されたチャート表は製品に同梱した形態でのみの提供となります。新しく製品をご購入いただけますようお願いいたします。
その他
Q. 該非判定書を発行してほしい。
A.
該非判定書の申し込みページより、お申し込みください。
Q. RoHS証明書を発行いただけますか。
A.
RoHS指令対象特定化学10物質の非含有証明書を発行いたします。なお、発行には1~2週間ほどお時間が必要です。
製品お問い合わせページより、お申し付けください。