〈FPD-8010J〉は、プレスケール/プレシートで得た加圧発色サンプルをより精密に多角的に圧力解析を可能にするシステムです。
圧力の視覚化と解析をパソコン上で実現し、さまざまな製品の開発、設計、生産設備の改良、メンテナンスなどその応用は無限です。
- 解析:発色濃度の分解精度をアップでき、目視判断できない箇所の解析が可能
- 基準化:社内検査基準の設定が可能
- 共有化:解析結果の共有化を実現
- データ保存:デジタル化により、過去のデータとの比較が可能
新規作成画面より、必要事項(温度・湿度・解像度・圧力種)を選択します。
チャート表同様、プレスケール使用環境時の温度・湿度に合わせた補正を自動でソフト上にて行います。
測定項目画面にて、全体の測定値を出すことが出来ます。
No.1 | 圧力有効率(%) | 該当プレスケールの圧力検出範囲に入っている割合であり圧力バーの赤・黄色・緑色に再現された合計面積における赤部分の割合(黄色は上限を超えた部分、緑色は下限未満の部分) |
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No.2 | 加圧面積(mm2) | 発色した面積 |
No.3 | 平均圧力(MPa) | 発色した領域の平均圧力 |
No.4 | 最大圧力(MPa) | 発色した領域の最大圧力 |
No.5 | 荷重(N) | 発色した領域の荷重値で、加圧面積と平均圧力の積 |
No.6 | 測定面積(mm2) | 領域指定され、処理の対象となっている領域の面積を表示します |
四角枠・円形枠・自由枠で指定した部分の測定データを表示します。
特定の圧力帯のみ色を強調する事により、見たい圧力帯の分布を見やすくすることが出来ます。
圧力表示を冷調~温調の色別で表示します。
任意に指定した1箇所の圧力値を表示します。
領域サイズは最小0.125mm角より選択が可能です。
指定エリア内の圧力データをテキストファイルとして出力できる機能です。最小で0.125mm角でセルごとに数値化する事で、より詳細な分析を可能にします。さらにExcelを使用し以下のようなグラフを作成することで、分かりやすく分布を見る事が出来ます。
測定画面・測定結果を印刷する事が出来ます。
3D解析ソフトウェアを用いることで、画像解析をより分かりやすくする事が出来ます。
測定した結果をExcelに保存することで、データの蓄積-共有化が図れ、資料として活用出来ます。