富士フイルムグループでは2019年に「富士フイルムグループ健康経営宣言」を制定し、従業員一人ひとりが心身共に健康で意欲高く働くために、グループ全体の従業員の健康増進に対する取り組みを推進しています。2024年1月には、グループパーパス「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」を制定し、その実現に向けた重点分野の一つに「健康」を定め、健康経営®*の推進に取り組んでいます。グループパーパスの実現に向けて、活力ある風土と従業員が安心して働くことができる環境を醸成するため、生活習慣病対策・喫煙対策、がん対策、メンタルヘルス対策、長時間労働対策の5つに重点を置き、従業員の健康増進に対する取り組みを加速しています。
健康経営の推進は富士フイルムグループ全体の活動として展開しています。詳しい活動についてはこちらを参照ください。
「7つの健康行動」の実践
生活習慣病・がん・新型コロナウイルスをはじめとする感染症などの予防や重症化を防ぐためには、健康的な生活習慣を身につけることが重要であることから、2020年に富士フイルムグループ「7つの健康行動」を設定しました。「7つの健康行動」を7つとも実践するようグループ従業員に呼びかけ、実践度を定期的に確認することにより、グループ全体の健康水準の向上を図っています。
「7つの健康行動」実施状況はこちらをご参照ください。

富士フイルムグループ「7つの健康行動」

週1回以上、体重をはかる

自分の健診結果を確認する

週1日以上、お酒を飲まない日をつくる

1日6時間以上の睡眠をとる

平均30分/日以上歩く

直近の歩活(あるかつ)にエントリーする

たばこを吸わない
「健康経営銘柄」に選定
健康維持増進に向けた取り組みが評価され、富士フイルム・富士フイルムビジネスイノベーションを含む富士フイルムホールディングス株式会社として、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄*1」に5年連続で選定されました。また、経済産業省と日本健康会議*2より、優良な健康経営を実践している法人として「健康経営優良法人ホワイト500」にも9年連続で認定されています。

健康経営銘柄2025

健康経営優良法人2025
- *1 「健康経営銘柄」は、戦略的に健康経営に取り組む上場企業の中から、特に優れた取り組みを実践している企業を選定するものです。「健康経営優良法人ホワイト500」は、大規模法人のうち優良な健康経営を実践している上位法人500社を認定するものです。
- *2 国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、職場、地域で具体的な対応策を実現していくことを目的に組織された活動体です。
ウォーキングイベント 「みんなで歩活(あるかつ)」
富士フイルムグループでは、健康経営の一環として従業員やその家族と、日常の生活に「歩く」をプラスして健康増進に役立てる活動「歩活」を推進しています。毎年春と秋には期間内の平均歩数を競うゲーム感覚のウォーキングイベント「みんなで歩活」を開催し、活動強化につなげています。
ウォーキング中に撮った写真を皆で共有「フォトコンテスト」の開催
(富士フイルムエンジニアリング)
「みんなで歩活」とタイアップして、歩活フォトコンテストを実施しています。歩活中に撮影した写真であれば、風景、家族・ペットなどテーマは自由。応募写真は、労使による投票を行い、表彰を行っています。また、全作品をフォトギャラリーとして社内ポータルサイトに掲載し紹介することで、従業員間のコミュニケーション活性化に役立てています。
従業員が応募したフォトコンテストの写真



社内の製造本部対抗戦で「歩活」を盛り上げる
(富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング)

左:毎週発信される製造本部長の意気込み
右:授与されたトロフィー
「従業員のエントリー率×平均歩数」のポイント制で、製造本部ごとの対抗戦を開催しています。進捗状況と製造本部長の意気込みを毎週発信することで、コミュニケーションUPにも繋がりました。優勝トロフィーと賞品、そして名誉をかけ、一体となって「歩活」を楽しんでいます。
- * 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。