富士フイルムでは、森林資源保護と化学物質の環境安全管理という観点から、2007年3月に「パルプ調達基準」を制定しています。この基準は、富士フイルムの各工場・研究所で製品に加工するパルプおよびパルプ加工原料について規定するもので、持続可能な森林管理に賛同し、環境・健康・安全に対して真摯に取り組むお取引先から調達するよう定めています。品質、コストのみならず、森林認証を確認の上、調達する方針で取り組んでいます。また、現在認証取得予定の森林や土地についても、随時、進度管理を行っています。
富士フイルムグループは、富士フイルムグループ 企業行動憲章に掲げる「オープン、フェア、クリアな企業風土のもと、適正な競争・取引を行う」に基づき、調達活動を進めています。また、調達先の皆さまのご協力のもと、自然保護と環境保全を基本姿勢に、環境に配慮した調達に取り組んでいます。
富士フイルムは富士フイルムグループ「調達方針」に則って調達活動を行っています。
当社グループの考え方や方針に基づき、企業が社会的に果たすべき責任の観点で、お取引先に実践いただきたい関連事項をまとめています。
富士フイルムグループでは創業以来、『「環境配慮・環境保全」は企業活動の根幹をなす』を基本理念に据え、さまざまな取り組みを行ってきました。「富士フイルムグリーン調達基準」によって、調達品における含有化学物質管理をお取引先と一丸となって取り組んでいます。
富士フイルムでは、部品や材料などの調達面も環境配慮設計の審査項目であり、調達品のグリーン基準を定めて、環境品質の向上に努めています。
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- 情報伝達シート作成ツール(chemSHERPA-AI、chemSHERPA-CI)
- 製品含有化学物質管理ガイドライン
に関しては、以下のリンク先から入手してください。
富士フイルムでは、環境保全を目的とした世界の法規制に対し徹底した対応を取るために、サプライチェーン全体で、グリーン調達という概念を発展させた含有化学物質管理に取り組んでいます。
お取引先に向け、説明会や「グリーン調達基準」を通して、「製品含有化学物質管理ガイドライン」(アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)発行)もしくは同等の管理基準に基づいた含有化学物質管理の徹底をお願いしています。さらに富士フイルムでは、お取引先の化学物質の管理状況を把握するため、お取引先の作業負荷の少ない「自己監査」を導入していきます。「自己監査」とは、お取引先が自社製品に含まれる化学物質について、監査項目にそって自主的に調査するシステムです。なお、2007年3月からは、「企業環境グリーン度調査」として、ISO14001などの取得状況などの調査項目も「自己監査」に追加して、お取引先におけるCSRへの取り組み状況も把握しています。
富士フイルムでは間接材調達についても、富士フイルムグループ調達方針に則り、運用しています。