複合機で本体認証を運用している場合、業務別らくらくスキャンは利用制限なしで使用できますか?

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概要

複合機を認証モードで運用している場合の動作は、機種によって異なります。

Apeos/ApeosProシリーズの場合

次の条件をすべて満たしときに、利用制限なしで使用できます。

利用条件

  • 認証モードが[本体認証/ 集計]、[ネット認証/ 集計]、または[カスタム認証]のどれか
  • [認証/集計管理]>[認証・セキュリティ設定]>[認証の設定]>[アクセス制御]で、次の項目がどちらも[制限しない]になっている
    • [サービスへのアクセス]>[ボックス保存]
    • [機能の制限]>[ボックスからの外部取り出し]
  • 業務別らくらくスキャンの設定で[その他の設定]>[未認証時の使用を許可する]が有効になっている

次に、アクセス制御の設定と未認証時の使用を許可する手順を説明します。

ApeosPort/DocuCentreシリーズの場合

次の条件をすべて満たしときに、利用制限なしで使用できます。

利用条件

  • 認証モードが[本体認証]、[外部認証]、または[カスタム認証]のどれか
  • [認証/セキュリティ設定]>[認証の設定]>[アクセス制御]で、次の項目がどちらも[制限しない]になっている
    • [サービスへのアクセス]>[スキャナー(ボックス保存)]または[ボックス保存]
    • [機能の使用制限]>[ボックスからの外部取り出し]
  • 業務別らくらくスキャンの設定で[その他の設定]>[未認証時の使用を許可する]が有効になっている
補足
  • ApeosPort-ⅥまたはDocuCentre-Ⅵ以前の機種の場合、業務別らくらくスキャンは、利用制限なしでは使用できません。
    サービスの利用制限で、[スキャナー]/[ファクス]の[機能制限]を[制限しない]に設定していても、鍵マークがついて認証が求められます。

次に、アクセス制御の設定と未認証時の使用を許可する手順を説明します。

アクセス制御を設定する

  1. ホーム画面で認証情報の表示エリアをタップします。

    ホーム画面で認証情報の表示エリアをタップします
  2. 機械管理者IDを入力し、[OK]をタップします。

    機械管理者IDを入力し、[OK]を押します
  3. [歯車](設定)アイコン アイコン>[設定]をタップします。

    設定アイコンをタップします
  4. [設定]>[認証/集計管理]>[認証・セキュリティ設定]>[認証の設定]>[アクセス制御]をタップします。

    [認証の設定]>[アクセス制御]をタップします
  5. [サービスへのアクセス]をタップします。

    [サービスへのアクセス]をタップします
  6. [ボックス保存]をタップします。

    [ボックス保存]をタップします
  7. [制限しない]をタップします。

  8. [<](戻る)アイコンアイコンをタップして、[アクセス制御]画面に戻ります。

  9. [機能の制限]をタップします。

    [機能の制限]をタップします
  10. [ボックスからの外部取り出し]をタップします。

    [ボックスからの外部取り出し]をタップします
  11. [制限しない]をタップします。

  12. ホームボタンを押して、本機を再起動します。

未認証時の使用を許可する

  1. インターネットサービスを起動し、右上の[ログイン]をクリックします。
    機械管理者ID とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。

  2. [システム]>[プラグイン設定]をクリックします。

    [システム]>[プラグイン設定]をクリックします
  3. [プラグイン名]で[ScanDeliverySettingToolPlugin]を選び、[設定]をクリックします。

    [表示]をクリックします
  4. ナビゲーションバーから、[その他の設定]を選択します。

    [その他の設定]を選択します
  5. [未認証時の使用を許可する]を有効にして、[新しい設定を適用]をクリックします。

    [新しい設定を適用]をクリックします

アクセス制御を設定する

  1. ホーム画面で[ログイン]を押します。

  2. 機械管理者IDを入力し、[確定]を押します。

  3. [仕様設定/登録]を押します。

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  4. [認証/セキュリティ設定]>[認証の設定]>[アクセス制御]を押します。

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  5. [サービスへのアクセス]を押します。

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  6. [スキャナー(ボックス保存)]を選び、[確認/変更]を押します。

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  7. [制限しない]を選び、[決定]を押します。

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  8. [サービスへのアクセス]画面で[閉じる]を押して、[アクセス制御]画面に戻ります。

  9. [機能の使用制限]を押します。

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  10. [ボックスからの外部取り出し]を選び、[確認/変更]を押します。

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  11. [制限しない]を選び、[決定]を押します。

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  12. ホームボタンを押して、本機を再起動します。

未認証時の使用を許可する

  1. CentreWare Internet Servicesを起動し、[プロパティ]タブをクリックします。ユーザー名とパスワードを求める画面が表示された場合は、機械管理者ID とパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

  2. [セキュリティー]>[プラグイン/ カスタムサービス設定]>[組み込みプラグイン一覧]をクリックします。

  3. [プラグイン名]で[ScanDeliverySettingToolPlugin]を選び、[設定]をクリックします。

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    補足

    一部の機種では、次の手順でツールを起動します。

    1. CentreWare Internet Serviceを起動し、右上の[ログイン]をクリックします。機械管理者ID とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。

    2. サイドバーから[システム]をクリックします。

    3. [プラグイン設定]をクリックします。

    4. [プラグイン名]で[ScanDeliverySettingToolPlugin]を選び、[表示]をクリックします。

  4. サイドメニューから[その他の設定]を選びます。

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  5. [未認証時の使用を許可する]にチェックを付け、[新しい設定を適用]をクリックします。

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