ARM版Windowsのプリントについて

登録日:2025年01月30日
最終更新日:2025年03月03日
ID:CCFAQ0155

ARM版Windows向けのプリンタードライバーは当社からは提供しておりませんが、Mopria認証取得済のプリンター/複合機製品につきましてはWindows付属の標準ドライバーを用いることで基本的な印刷を実施することが可能です。注1注2

  • Mopria認証を取得済のプリンター/複合機製品の一覧はMopriaの公式ページに掲載されておりますのでご参照ください。
    認証製品別窓で開きます
  • 当社のソフトウェア製品およびクラウドサービス製品はARM版Windows上での動作をサポートしておりません。
  • 注1 Windowsの標準ドライバーはマイクロソフト社がMopria認証取得済のプリンター/複合機製品での動作を確認して提供しているものです。当社での動作検証や障害サポートは実施しておりません。
  • 注2 Windowsの標準ドライバーが提供している機能範囲での印刷が可能です。画質調整機能や認証管理機能などの標準ドライバーがサポートしていない機能については利用いただけません。

Mopria認証取得済のプリンター/複合機にARM版 Windows 11から印刷する際の設定手順をご案内します。

もくじ

  1. 本体のIPPポートが起動されていることを確認します。起動されていない場合は起動してください。
    確認手順は機種ごとの取り扱い説明書をご覧ください。
  2. Windows 11付属のMicrosoft IPP Class Driverをインストールします。
    詳細なインストール手順を次ページ以降でご案内します。

補足

  • Mopriaプリントを利用いただくにはコンピューターと複合機/プリンターが同一ネットワーク上に存在する必要があります。
  • Microsoft IPP Class Driverは印刷時のユーザーIDとしてWindowsへのサインイン名注1を複合機/プリンターに通知します。このユーザーIDを利用して蓄積プリントを行うことができます(パスワードを設定することはできません)。蓄積プリントの利用手順については機種ごとの取り扱い説明書をご覧ください。
    機種ごとの取り扱い説明書は当社サポートページに掲載しております。
    サポートページ > 取扱説明書一覧

  • 注1ドメインユーザーとしてサインインしている場合は「ドメイン名\サインイン名」、それ以外の場合は「ホスト名\サインイン名」を通知します。

Windows 11 24H2 環境 「 Microsoft IPP Class driverのインストール」を例としてご紹介します。

  1. スタートメニューより[設定]を選択します。
    Windows 11のスタートメニュー
  2. [Bluetooth とデバイス] を選択し、[Bluetooth とデバイス]ページを開きます。
    [Bluetooth とデバイス] を選択し、「Bluetooth とデバイス」ページを開く
  3. [プリンターとスキャナー] を選択します。
    [プリンターとスキャナー] を選択する
  4. [デバイスの追加]を選択します。
    [デバイスの追加]を選択する
  5. 検索された一覧から、対象プリンターの[デバイスの追加]を選択します。
    検索された一覧から、対象プリンターの「デバイスの追加」を選択する

以上で設定は完了です。

  1. [スタート]ボタンをクリックし、[設定]をクリックします。
  2. [システム]の画面をスクロールし、[バージョン情報]をクリックします。
  3. [デバイスの仕様]以下に記載されている[システムの種類]を確認します。 

補足
システムの種類が「64ビットオペレーティングシステム ARMベースプロセッサ」である場合、ARM版Windows搭載の対象PCです。

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