このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
クリニックの内視鏡画像管理「ファイリング・レポートシステムの活用法」
富士フイルムの内視鏡とワークステーションの組み合わせによる、内視鏡画像の運用例を紹介します。

- * 内視鏡装置と富士画像診断ワークステーションは、有線LANケーブルでHUB(ネットワーク機器)を介して接続されます。
内視鏡装置とワークステーションを接続するメリット
患者属性ならびに検査オーダー情報を内視鏡装置に送信
電子カルテ・レセプトコンピュータと連携しているワークステーション経由で、内視鏡装置に検査オーダーを送信することができます。
内視鏡検査予約として登録することで、内視鏡装置側での患者情報の入力作業を省くことができ効率化につながります。検査オーダー登録時にはGF(上部消化管内視鏡)もしくはCF(大腸内視鏡)を選択できるので、内視鏡画像管理や検索する際にも有効です。
ワークステーションからの検査オーダー

検査予約リスト画面

患者の検査結果を履歴管理
内視鏡検査を実施した日や、検査の回数などを患者毎に確認することができます。
また、過去に検査の履歴があればIDを入力するだけで患者情報の連携が可能です。
ワークステーションでの検査履歴の表示例

患者IDで検査データを統合管理

ブックマークに保存して説明用の画像を登録・管理
画像をブックマークしておくことで、患者説明にも活用できます。

ブックマーク参照画面
画像例

画像を拡大表示して説明に活用できます

紙に出力して検査結果を共有できます
- * データのバックアップについて
画像の消失・故障時の復旧に備え、NASバックアップ(別売品)やクラウドなど外部の保存装置にバックアップ、落雷等での瞬断への備えのため、UPS(無停電電源装置)(別売品)などを設置することをおすすめします。
内視鏡検査レポートの作成について
通常レポートに加えて、JEDの項目定義に従ったレポート入力・出力が可能です。
- * JED(Japan Endoscopy Database)
通常レポート

JED方式レポート

レポートは、紙出力による患者サービスの向上や紹介状への添付に活用可能
紙出力

紹介状・診療情報提供書

内視鏡装置とワークステーションを接続して運用することで、検査予約から画像保管まで行うことが可能です。
運用・費用などの詳細に関しては、下記お問い合わせよりご相談ください。