このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
1台の装置で、透視(動画)と静止画撮影を両立
CALNEO CROSSは、外科用Cアームでありながら静止画撮影にも対応。管球ヘッドに回転機構を設けることで十分なSIDを確保し、受光部のパネルホルダーからカセッテDRを取り外すことで、回診車のように静止画撮影が行えます。
透視モード
術中は外科用Cアームとして活用。最大17×17インチの視野サイズを実現しています。
静止画モード
術前・術後はパネルホルダーからカセッテDRを取り外して(またはあらかじめ設定したカセッテDRを使用して)静止画撮影に切り替えが可能。
1台の装置で3サイズのカセッテDRが選択・交換可能
X線検出部のパネルホルダーは自由に着脱でき、3サイズのカセッテDR*1を使用可能。手術・手技に合わせてサイズを変更することができ、さまざまな撮影シーンに対応します。また、カセッテDRは一般撮影や回診車など他の当社システム(詳細はお問い合わせください)と共用できます。
例えば、四肢には取り回しがしやすい10×12インチサイズを使い、脊椎や股関節には広角重視の14×17インチサイズを用いるといった、部位に応じたカセッテDRの選択が可能です。
術中は10×12インチサイズの小さなカセッテDRで必要な場所のみ透視を行い、術前・術後は14×17インチサイズや17×17インチの大きなカセッテDRで静止画撮影を行うことで全体像を確認することが可能です。
ストレスを軽減させる、機動力と操作性
スペースをとらない軽量・コンパクト設計
回診車と外科用Cアームの機能を兼ね備え、本体重量約249kgと軽量・コンパクトを実現。限られた設置スペースでも扱いやすく、開口部83cmの広幅Cアームが術中の素早いアプローチを可能にします。
軽快な動きで旋回・平行移動もスムーズ
前輪にはオムニホイールを採用し、左右方向への平行移動も滑らかに行えます。ブレーキペダルを左右に設置したほか、本体ハンドルは立ち位置が正面・サイドに関わらず手が届き、どの位置からでも移動・停止がスムーズ。移動を繰り返す手術室内で快適な機動性を発揮します。
使いやすい操作パネル
アーム操作パネルを左右2箇所に配置。立ち位置を選ばずにアームの操作ができるほか、電磁ロックによるロック/解除が可能です。
フル充電で8時間の連続使用*3が可能な急速充電リチウムイオンバッテリーを内蔵し、電源ケーブルレスの運用を可能に。もちろんAC電源を接続した使用にも対応します。
アーム部分にケーブル類が収納されているため、操作時におけるアームの取り回しが向上。清掃しやすくクリーンな状態を持続しやすい仕様になっています。
オプション品のフットスイッチやモニターカートと無線で接続可能。移動の際にケーブルが邪魔になりません。モニターカートは無線HDMI対応で、2画面を遅延なく表示可能です。
頻繁に触れる操作パネルとハンドスイッチ部分は、富士フイルムの抗菌技術「Hydro Ag」でコーティング。衛生的にご使用いただけます。
Cアームは上下動が可能で、ラテラル撮影時に高さを約1mまで下げることができます。
ネットワーク接続による効率的な情報管理
RISと接続して患者・検査情報の送受信を行えるほか、DICOMフォーマットによる各種運用が可能です。また、Dose SRにも対応しており線量管理情報を保存できます。
- 製品名
FUJIFILM DR CALNEO CROSS
- 販売名
X線透視診断装置 CALNEO CROSS
- 認証番号
303ABBZX00031000