For Good Flow
動物用X線画像診断システムによる撮影ワークフローの効率化をサポート
動物医療に新しい流れを
進化を続ける富士フイルムだからできることがある
- 低線量でも高精細なデジタル画像
- 軽量で堅牢な装置設計
- 現場に寄り添う多彩な機能
常に革新的な技術の開発に挑み続ける富士フイルムだからこそ提供できる動物医療向けの画像診断ソリューションです。
動物用X線画像診断システム FUJIFILM DR CALNEO Flow V
X線照射面側に光センサー(TFT)を配置した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。X線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX線でシャープな画像*2を実現。
さらにTFT基板をガラス素材から薄型フィルムにした「フレキシブルセンサー」により、X線透過率が向上。高画質画像と低線量化に貢献し、さらなる軽量化も達成しました。
動物医療の現場でも安心して使えるタフネス仕様
安心して使える防水・防塵性能
あらゆる方向からの噴流にも耐える防水基準IPX6に準拠*3。
さらに防塵基準であるIP5Xにも新たに対応*3。
従来の銀系コートに比べて、約100倍*3 の抗菌性能を発揮するコート技術「Hydro Ag(ハイドロエージー)」でパネル全面をコーティング。高い抗菌性能により細菌の増殖を防ぎ、効果も長期持続。超親水バインダーで、汚れも落ちやすく清潔で衛生的にご使用いただけます。
ふき取りやすいフラット形状
凹凸が少ないフラット形状を採用。汚れが落としやすく、作業の効率化を促進します。
軽さと堅牢性を兼ね備えたフレーム構造
Mg-Li(マグネシウムリチウム)合金のリブスペーサーを採用。このスペーサーによって、デバイスセンサーの変形量をコントロールすることが可能になり、内部のパネル構造を強化いたしました。
DRシステムが可能にした、スムーズ&スピーディーな撮影
各種モダリティと連携しながらさまざまな検査情報を一元管理
画像処理と多彩な機能で、正確・迅速な診断をサポート
撮影ガイダンス
撮影メニューと連動したガイダンスを自動表示し、代表的な撮影画像とともに保定の参考情報を撮影前に確認することができます。
プリセット画像処理
よく使う画像処理をキーボードのテンキーボタンひとつで簡単に変えられる、プリセット画像処理機能を搭載。診断目的に応じた画像をスピーディに提供します。
ブックマーク登録
指定した画像を症例名でブックマーク登録することで、簡単に症例画像集が作成できます。あらかじめ登録した同一部位画像を比較表示することで、ペットオーナーさまにわかりやすく説明できます。
計測ガイド
VHSなどの計測時に計測ポイントをわかりやすく表示できます。
X線照射外の白抜けを自動認識し、塗り潰すことで、読影時の視認性を向上します。
撮影画像を適切に表示する画像処理技術
適切な濃度とコントラストの画像を得るために自動的に画像調整をする「EDR:自動濃度補正機能」、シャープネスを強調し、金属アーチファクトを低減する「MFP:マルチ周波数処理」など、自動で安定した高画質を作り出す画像処理技術を用いています。
金属アーチファクトが低減され、金属周辺の黒帯がなくなり、自然な画像を実現
知りたい情報をどこでも確認
医療施設向けクラウドサービス
多彩なサービスで、より安心な医療環境へ
リモートメンテナンスや複数病院間の医療連携など、診断業務の効率化に貢献する各種サービスを提供するクラウドサービスです。
リモート保守サービス : アクティブライン
常に稼働状況を見守り、お問い合わせには画面共有で操作をサポート。
装置からの情報を自動解析
予兆監視
ウイルス感染を未然に防止
アンチウイルスソフト
毎月1回の定期点検で故障を予防
リモート定期点検
突発的な故障も短時間で対応
修理時間短縮
操作方法を分かりやすく説明
リモート操作支援
正確な患者情報を得るために
自動時刻調整
診療支援サービス:アシスタコンテンツ
画像診断などを円滑にする多彩なサービスを、必要なときに、必要なだけ提供。
情報交換ネットワークサービス +EXCHANGE(プラスエクスチェンジ)
大量の診療画像を複数の関係者で共有。病院間にまたがる医療連携を円滑化。
検査画像プリントサービス +PRINT(プラスプリント)
クラウド経由でプリントを簡単注文。出力に関わる固定費を抑制する枚数課金。
1猫6犬種の正常X線画像を元に、解剖図・撮影時のポイント/チェック項目/疑われる疾患などを確認することができます。
オリジナル画像保管サービス:アシスタプラスストレージ
診療画像を自動的にバックアップ。院内のデータが失われた際は速やかに復旧対応を行い、“止めない診療”をサポート。
院内のデータ管理が不要
画像データをデータセンターに自動保存。直近のデータは院内にキャッシュされるため、確認作業もスムーズに行えます。
非常時にも素早くデータ復旧
高いセキュリティ性を備えた複数データセンターによる多重保管で、院内端末の障害発生時も迅速なデータ復旧が可能です。
データセンターの保管画像は、タブレット端末などを通じて院外でも閲覧することができ、診療の効率化などに貢献します。
V Station Tを増設することで、院内のさまざまな場所で撮影指示や検査画像の閲覧ができます。また、PDI出力や外部DICOMサーバーへの画像出力も可能です。
関連製品・サービス
CALNEO Flow Vシリーズ
無線タイプ/有線タイプ
14×17インチ
専用バッテリー/専用バッテリー充電器
- 製品名
FUJIFILM DR CALNEO Flow V
- 販売名
デジタルラジオグラフィ DR-ID 1800V
- 届出番号
4動薬第2094号
- 製品名
V Station T/V Station T モバイルクライアント
- 販売名
富士コンピューテッドラジオグラフィ CR-IR392V型(届出番号:28動薬第706号)の付属品の画像処理ソフトウエア[CR-IR392VCL]
FUJIFILM DRシステム の特徴・仕様がわかるカタログや導入事例をダウンロード
製品カタログ
- 「FUJIFILM DR CALNEO Flow V」/「画像処理ユニット V Station T」
- クラウド画像保管サービス「ASSISTA+STORAGE」
導入事例
- 呼吸器科
- 外科
動物医療ライブラリ(X線画像検査)
講演動画
- 胸部X線
- 腹部X線
学術資料
- X線健診のすすめ
- X線画像診断のテクニック