スライドに記載された項目コードにより、項目・ロット番号を自動識別。
スタートキーを押した後は、測定データのプリントアウトまで完全自動化で実行します。
複数の項目をまとめて測定するためのスクリーニングスライドを3種類ご用意。スライド測定前の準備を大幅に簡略化し、より迅速かつ総合的な評価を支援します。
ICカップ
NX600V ICは、遠心分離ユニットを内蔵。専用のICカップに全血を入れ、そのままセットすれば、血漿の抽出から分析までを自動で実行します。
全血測定用の遠心分離カップ(ICカップ)は、富士フイルムならではの構造でリスクを軽減。
カップに付属するストローにシリンジを挿入し、検体を注入することで、検体の飛散を防止。さらに、分離層と溝を設けた内部構造の効果で溶血を抑え、良質な血漿を安定的に得ることができます。
測定中でも同時に次検体の測定を開始。1検体ずつ測定する仕様でも、次の測定までの待ち時間を大幅に短縮できます。
当社従来機に比べ、レイアウトがシンプルになり、セットがしやすくなりました。
複数のチップを一度にセットでき、参照液は測定ごとのセットが不要に。消耗品交換の頻度が減少します。
シンプルで使いやすい操作画面は、画面遷移速度0.5秒以下で素早く動き、ストレスのない操作が可能。過去履歴の検索もカレンダーから測定日を選択するだけの簡単操作です。
フロントカバーはスライド式で、フルオープン時でも装置上部に広いスペースを必要としません。
10μあればピペット操作で測定可能。
脱水時や小さな動物などの測定に有用です。
希釈倍率を選択するだけで、分注・混和から測定まで自動で行います。
128テスト/時の処理が可能。
測定方法が異なる比色21項目/電解質3項目をスピーディーに測定します。
スライドと同梱されているQCカードを本体に読み込ませるだけ。最大5ロットまで記憶でき、複数ロットを同時に使用可能です。(NaKCIはカード補正不要です)
「VETELOOP」(受託検査結果 閲覧システム)と併用することで、院内外の検査結果をWeb上で集約。富士ドライケムシリーズ製品(一部を除く)と受託検査の検査結果を専用PC内で並べて比較。さらに報告書として印刷が可能。
- VETELOOPに検査結果を集約し、検査結果がオンラインで確認可能
- 検査結果を報告書としてその場で印刷可能
- 販売名
富士ドライケム NX600V IC/富士ドライケム NX600iV
- 届出番号
富士ドライケム NX600V IC: 2動薬第1722号
富士ドライケム NX600iV:2動薬第1721号
以下より、動物用医薬品等データベースに掲載されている添付文書をご確認いただけます。
- 富士ドライケムで測定できるv-LIP-Pを活用した学術資料を閲覧・ダウンロードできます。