「NX700V」は、簡単操作・即時検査・微量検体など、従来機の特長を継承しつつ、より高い操作性を追求しました。
デザインも、よりスタイリッシュでコンパクトに。
ここに、富士ドライケムの実力が結実しています。
- 大型タッチパネルと新インターフェース
- 設置面積がさらに小さく*1
- 5検体同時にセット可能、作業の効率化に貢献
- 小さい動物にもやさしい微量検体検査
- QCカードによるキャリブレーション補正
操作画面は、液晶タッチパネルを採用。 使いやすさを追求し、よりスムーズな操作をサポートします。
スライド式のフロントカバーのため、開閉時、装置上部に広い設置空間を必要としません。
設置面積は、従来機よりも約16%減。 設置場所を選ばない省スペースを実現しました。
検査結果は、その場ですぐプリントアウトできます。
シンプルで使いやすい操作画面。 使い方、トラブルシューティング、保守などのさまざまな手順を図解します。
スライドに記載された項目コードにより、項目・ロット番号を自動識別。スタートキーを押した後は、測定データのプリントアウトまで完全自動化。
測定中でも「緊急」キーを押し、緊急検体をセット。 登録操作後「スタート」キーを押すだけで、緊急割り込み測定が行えます。
5検体まで同時にセットでき、検体供給も自動化。スタートキーを押した後は、結果表示まで操作不要なため、作業時間の短縮、効率化に大きく貢献します。 チップなどの消耗品もあらかじめ複数セットしておくことができます。
セットされている検体の点着が終了すると、画面の色が変わり、次のタイミングをお知らせします。他の検体を測定中でも次々と検体をセット(ランダムアクセス)でき、作業時間の短縮、効率化に大きく貢献します。
採血量を確保できない時は、10μLあればピペット操作で測定可能。脱水時や小さな動物などの測定に有用です。
希釈倍率をキー入力するだけで、分注・混和など、手作業で手間のかかる希釈作業を自動化。
比色項目と電解質項目(Na-K-Cl)が同時に測定可能です。
ロット補正は、スライドと同梱されているQCカードを本体に読み込ませるだけ。 最大5ロットまで記憶でき、複数ロットを同時に使用可能です。 (NaKCIはカード補正不要です。)
使用済みのスライド・チップは廃却ボックスへ自動落下。検体との接触リスクが軽減されます。
白血球に比べ、炎症性ストレスを鋭敏に反映するCRP。臨床化学項目と同時測定だから、手間がかからず検査時間を短縮できます。
J-vet vol.291 2011.6 p13~15、p25~29
膵炎診断に有用なリパーゼ活性(LIP)も簡単に測定でき、その場ですぐに結果をプリントアウト。 迅速な診断をサポートします。
「VETELOOP」(受託検査結果 閲覧システム)と併用することで、院内外の検査結果をWeb上で集約。富士ドライケムシリーズ製品(一部を除く)と受託検査の検査結果を専用PC内で並べて比較。さらに報告書として印刷が可能。
- VETELOOPに検査結果を集約し、検査結果がオンラインで確認可能
- 検査結果を報告書としてその場で印刷可能
- 販売名
富士ドライケム NX700iV
- 届出番号
29動薬第3089号
以下より、動物用医薬品等データベースに掲載されている添付文書をご確認いただけます。
- 富士ドライケムで測定できるv-LIP-Pを活用した学術資料を閲覧・ダウンロードできます。