このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
Radiology
診断サポート
Elastography*1
組織のひずみをリアルタイムに算出することで、硬さの違いを色付け表示します。乳腺領域をはじめ、幅広い臨床分野での応用が可能で、C型肝炎においては肝炎Stagingの推定値を算出することが可能です。
せん断弾性波の伝搬速度 (Vs)を計測することで硬さを評価できます。iATTは肝脂肪化の程度を推定するための指標 (ATT)を計測します。解析範囲の狭域化やガイド表示により、ATT計測の妨げとなる多重反射や血管などの構造物を避けたROI設定が容易です。
治療サポート
Real-time Virtual Sonography (RVS)*1
CT・ MRI ・超音波診断装置のボリュームデータから作成したMPR 画像を超音波画像とリアルタイムで同期させる機能です。治療をサポートする機能であるRVSは治療の位置決めを補助したり、超音波検査だけでは見つけづらい小さな病変の発見をサポートします。
3D Sim-Navigator / E-field Simulator*1
RVSでナビゲーションしながら、穿刺ラインをリアルタイムにシミュレーションします。 3Dボディマーク、 C-Plane表示により、ターゲットと穿刺ラインの位置関係を三次元上で把握することが可能です。E-field SimulatorはRFA治療時に、電極の位置にもとづいて計算される電気的物理量(電場)をCTなどの画像上に色付け表示します。これにより効果的な穿刺ルートの検討が可能です。
Cardiovascular
血行動態のより詳細な評価をサポートする独自の機能を搭載しています。
[ Linear CW / Convex CW ][ eTracking ]*1[ Wave Intensity(WI) ]*1
Women’s Health
4DShading / 4Dtranslucence*1
4Dshadingは、照明を当てた時のような自然な影をリアルタイムに表現するモードです。4Dtranslucenceにより境界を重畳表示することで脳内、消化管などの内腔構造の描出が可能になります。
Dual Gate Doppler
同一心拍で2か所のドプラ波形を観察できます。胎児不整脈において、Single Dopplerによる評価に比べ心房収縮と心室収縮の同定を簡便に行うことができます。
AutoFHR+ / AutoFS*1
AutoFHR+は、 Bモード画像から胎児心臓の動きをリアルタイムにトラッキングし、胎児心拍数を自動計測します。経腟プローブにも対応し、極めて初期の段階から胎児の成長を確認することができます。 AutoFS は、内径短縮率(%FS: %Fractional Shortening)を自動計測します。Mモード法と異なり、胎児位置の変動の影響を受けず、心臓の動きを正確に捉えることができます。