医療従事者向け情報
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今回からシリーズでMRIの基本原理の解説を行っていきたい。 第1回はMRIで重要な画像のコントラストについて説明する。
MRIの基本原理の解説を行う本シリーズ2回目の今回は、MRIの難解な画像再構成手法について説明してみたい。
「わかりやすいMRI解説シリーズその1 MRI画像のコントラスト」で紹介した時間パラメータTR、TEと、その2「MRI画像の再構成手法」で解説した2DFT画像再構成手法をまとめるもの、それがMRIのパルスシーケンスである。
MRIの複雑な撮像パラメータ設定は相互に影響し合い、単独での変更が難しい。このため、適切な撮像条件の設定をわかりにくくしている。 今回は簡単な撮像シミュレーターを使用して、この撮像パラメータの特性を理解したいと思う。
MRIの原理入門において、とかくk空間は敬遠されることが多い。それは多分に数学的内容に偏るからである。そこで、今回は式を使わずにk空間を解説してみたい。 k空間を理解することはMRIの本質を知ることであり、より深く撮像原理を理解し、MRIの面白さを感じていただけることと考える。
前回はk空間の理解のために、フーリエ変換の基礎に関して説明した。 今回はMRIのパルスシーケンスデザインにおいて重要なk空間軌跡(trajectory)について解説する。 k空間軌跡を知ることで、MRI撮像手法の設計図であるパルスシーケンスチャートが解けるようになり、MRIの神髄を深く知ることができるのである。