AI・IoT・ICT技術の進展、高精細な4K・8K映像の普及などにより、世の中のデータ量は爆発的に増加しており、ビッグデータを安全・安価に長期保管しながら積極的に活用することは必要不可欠な時代に。
そこで、データ保管に関しグローバル企業からも注目されているのが、『省エネ』『低コスト』『安心・安全』『将来性』のすべてを兼ね備えるLTOテープです。
企業のSDGsへの取り組みが注目される中、テープストレージは大容量データ保管時の電力消費で一層課題となるCO₂排出量を、HDDに比べて95%も削減でき、世界中で大きな期待をいただいています。
テープストレージは容量あたりの価格が安く、データ保存時にはほとんど電力を使用しないため、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
ディスク/クラウドに比べ、テープストレージはコスト優位性があり 、特に大容量データ保存でコストメリットが高くなります。
ネットワークから隔離した状態(エアギャップ)でデータ保管が可能。サイバー攻撃によるデータ破損・消失のリスクが低く、遠隔地保管にも最適 。ランサムウェアやBCP対策に。
LTOテープの品質はさまざまな技術革新により、その信頼性は大幅に向上しています。故障などによる返却率はDLTの10%以下です。
データを記録するBaFe磁性体は、50年以上磁気的性能の劣化がなく、安定してデータを保存できるという実験結果が得られています。
LTOテープは、高密度記録の追求によって、今後もさらなる容量増加が期待できます。最新のLTOテープ「LTO9」の記録容量は18TB/1巻(転送レート400MB/秒)となっており、富士フイルムとIBMは共同開発でLTOテープ1巻あたり580TBを記録する技術開発に成功しています。
専用のバックアップソフトがなくても、LTFS*1をインストールしたPCやサーバであれば、LTOテープに保存されたデータを簡単に検索・閲覧・書き込みする事ができます。
GoogleやMicrosoftなどのグローバルICT企業や研究機関・金融機関等、多くの企業に採用されています。
*1 LTFS(Linear Tape File System) :OSのIOプログラム上でファイル形式でLTOテープに記録されているデータを管理できるソフトウエア
LTOテープはあらゆる業界のさまざまなデータの保管に適しています。