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日本

Innovation in Business starts with Green Digital

富士フイルムが目指すGreen Digitalとは?

世界のデジタル活動の加速が進む昨今。データ容量の増加による消費電力起因のCO2排出量は、比例して増加しています。そこで富士フイルムはデジタル領域においても、CO2削減による地球に優しいアクションを起こすべく、第一歩としてデータを低エネルギーで保存できるテープによってGreen Digitalを目指します。

[写真]Green Digital と富士フイルム

デジタル化が進む世界の現状

IoT / DXの進化に伴い急増するデータ量をストレージし維持するためのエネルギー利用によるCO2の排出量増加が懸念されており、
対応が急務な状況と言えます。

IDCの資料によると、世界で蓄積されるデータ量は、年平均27%の割合で増加していくことが予想されています。

また、データ保存量の増加に伴って、エネルギー消費量も増加しています。調査によると、主要なデータセンター事業者によるエネルギー消費量は2017年から2020年にかけて31%増加しており、それに伴うCO2排出量も増加しています。

[グラフ]世界で蓄積されるデータ量

世界全体のデータ保存量(ZB)

Green Digitalにおけるテープの貢献

世界のエンタープライズストレージシステムで保存予定のアーカイブデータの80%と複製データの57%がテープに移行されるというシナリオでは、2030年までの年間CO₂排出量は43.7%削減されます。

* 1メトリックトンは1,000キログラム

テープが持つCO2とeWaste削減の可能性

コールドデータをテープへ

企業などで保有するデータのうち、生成されてから時間が経ちアクセス頻度が低くなった「コールドデータ」は全データの60-80%を占めると言われています。例えば、世界中のハードディスクに保存されているデータのうち60%をコールドデータとしてテープでの保管に移した場合、10年間で7,200万トンのCO2を削減*1することが可能であると推計されています。

100PBのデータを10年間保存した場合のCO2e排出量(単位:トン)

  • *1 出典:Brad Johns Consulting, LLC ‘Improving Information Technology Sustainability with Modern Tape Storage’

「テープは本当にエコなのか?」
A roundtable discussion among experts from Microsoft Azure, CERN, IBM and Brad Johns Consultants

本動画にて、テープを採用するMicrosoftおよびCERNと、業界の専門家がテープは本当にエコなのか議論します。

Speakers:
Jason Adrian, Principal Hardware Architect for Microsoft Azure Storage.
Vladimir Bahyl, Expert at tape archive at CERN
Shawn Brume, Hyper-growth Storage Product Manager at IBM
Brad Johns, Brad Johns Consultants

専門家の声

各専門家の方々よりコメントをいただいております。

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