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キーとなる物質の分子設計力
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複雑な反応をコントロールし、目的物を作り出す有機合成技術
分子設計力
機能性材料の研究開発で培った化合物ライブラリーと最新の計算科学を活用し、富士フイルム独自の新たな分子構造を設計
405nm光に対応する高感度骨格の選定
![目的の露光波長に対して高感度な分子を探索するために、化合物ライブラリーや従来検討知見から対象となる分子群を抽出した後、計算化学シミュレーションを駆使して有望骨格を選択します。その後、実際に分子を合成して感度を確認し、最終的に、最適な感度の化合物を商品化します。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-05/7a3f2b0473e275cfb16564591f924094/fig_material-chemistry_01.png)
有機合成技術
長年積み上げてきた合成ノウハウに基づき、安定した高い品質とコストを最小限に抑えた合成ルートを開発
(1)設計した分子を安価製造できる独自合成ルート開発力
![設計した分子を製造するために、出発物質として最適な原料物質を選択し、さまざまな反応を組み合わせて、高品質と目標コストを実現するプロセスを開発します。ヘテロ環化合物、パイ電子系化合物、ヘテロ縮環化合物、などを合成することができます。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-05/e6831ca5e35ea2e328218a035a5f8779/fig_material-chemistry_02.png)
(2)グループ会社(FFFC/FFCW(中国))を含めた製造体制
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-05/089b2b98d6011822deed077f0a58e84b/fig_material-chemistry_03.png)
フロー合成により、QCDに加えて環境負荷を低減
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不純物が生じにくく、高純度の化合物を安定的に製造
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使用する溶剤や廃棄物を削減
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温度制御などに必要なエネルギー消費を削減
フロー合成で使用するリアクター(反応させるための装置)と、従来の製造で使用している反応釜
![フロー合成では、内径が数百マイクロメートルから数ミリメートルの細い管の中で反応を行います。フロー合成は、品質向上、コストダウン、フレキシブルな生産、低環境負荷のすべての面に価値をもたらす製造プロセスです。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-05/2c186b98bf353e8d74f8bb17bf336636/fig_material-chemistry_04_04.png)
フロー合成におけるQCDEの強み
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-05/2be6f9a8d9d71815121feb40ee04fa12/fig_material-chemistry_05_04.png)