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日本

基盤技術

材料化学

化合物の分子構造、状態を自在に制御して、不可能を可能にする新しい材料を作りだす力

  • キーとなる物質の分子設計力

  • 複雑な反応をコントロールし、目的物を作り出す有機合成技術

分子設計力

機能性材料の研究開発で培った化合物ライブラリーと最新の計算科学を活用し、富士フイルム独自の新たな分子構造を設計

405nm光に対応する高感度骨格の選定

目的の露光波長に対して高感度な分子を探索するために、化合物ライブラリーや従来検討知見から対象となる分子群を抽出した後、計算化学シミュレーションを駆使して有望骨格を選択します。その後、実際に分子を合成して感度を確認し、最終的に、最適な感度の化合物を商品化します。

有機合成技術

長年積み上げてきた合成ノウハウに基づき、安定した高い品質とコストを最小限に抑えた合成ルートを開発

設計した分子を安価製造できる独自合成ルート

設計した分子を製造するために、出発物質として最適な原料物質を選択し、さまざまな反応を組み合わせて、高品質と目標コストを実現するプロセスを開発します。

有機合成技術例

ヘテロ環化合物、パイ電子系化合物、ヘテロ縮環化合物、などを合成することができます。

フロー合成により、QCDに加えて環境負荷を低減

  • 不純物が生じにくく、高純度の化合物を安定的に製造

  • 使用する溶剤や廃棄物を削減

  • 温度制御などに必要なエネルギー消費を削減

フロー合成で使用するリアクター(反応させるための装置)と、従来の製造で使用している反応釜

フロー合成では、内径が数百マイクロメートルから数ミリメートルの細い管の中で反応を行います。フロー合成は、品質向上、コストダウン、フレキシブルな生産、低環境負荷のすべての面に価値をもたらす製造プロセスです。

フロー合成におけるQCDEの強み