フォントに対する制限事項
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- フォントワークス株式会社製品のフォントをインストールする場合、2回目からはインストール先が「disk0」に固定され、プリンターの選択ができません。これは、フォントワークスのインストーラーの制限事項です。
- エヌフォー株式会社製品のフォントをインストールする場合は、エヌフォー提供のインストーラー ver.2.1 を使用してください。
- 株式会社ニィスのフォント「字識人 JTC ウイン M1」をインストールし、フォントの更新をするとエラーシートがプリントされますが、このフォントを使用してのプリントには問題ありません。
- 株式会社モリサワのフォント「新正楷書体 CBSK1」をインストール済みの環境で、このフォントを使用してプリントする場合は、フォアグランドにするか、[ダウンロード可能フォントの制限なし]を「オン」にしてください。
- フルカラー 2でプリントすると、欧文フォントが抜けることがあります。(フルカラー 1・フルカラー 3では正常)
これは、フォントのダウンローダーによって、Type1フォントがType4フォントとしてプリンターにダウンロードされるためです。
Type4フォントは、Adobeのモジュールではエンベッドできないため、該当のフォントが抜けてしまいます。この場合、該当の欧文フォントをPSTOOLではなく、フォント付属のダウンローダーを使用して、プリンターに再ダウンロードしてください。
PSTOOL以外のダウンローダーがない場合、Adobe欧文フォントダウンローダーを使用してください。なお、フルカラー2では、欧文Type4フォントと同様にOCFフォントにも未対応です。また、フルカラー1・フルカラー3でも面付けをすると、同様の現象が発生します。
■ TrueTypeフォント
MSゴシックなどのTrueTypeフォントを含むPDFを以下の設定でプリントすると、文字化けすることがあります。この場合、プリントオプションの[PreRIP]>[フォント埋め込み]のチェックマークを外して、プリントしてください。
- [カラー]>[カラーモード]が[フルカラー2(RGB/CMYK)]のとき
- [レイアウト]>[面付け]を選択しているとき
- [プリフライト]>[プリフライトの指定]>[PDFプリフライト]を選択しているとき
- [PreRIP]>[PreRIP処理する]、または[ページ順を逆にする]にチェックマークを付けているとき
■ NewCIDフォント
Mac OS 9.2.2で、株式会社モリサワのNewCIDフォントを使用すると、フォントがLaserWriterドライバーからプリンターに正しくダウンロードされずに、ビットマップフォントでプリントされることがあります。これは、モリサワのNewCIDフォントが複数のフォント名を持っているため、プリンターに誤ったフォント名が伝えられ、フォントがない扱いになるためです。
この場合、以下の操作で解決することがあります。
- [用紙設定]のPostScriptオプションを選択し、[ダウンロード可能フォントの制限なし]を「オン」にする
- PDFで保存し、デスクトッププリンターにドラッグする
- AdobePSドライバーを使用する
- ATMフォントをインストールする
■ OpenTypeフォント
プリントオプションが以下のどれかの条件に該当する場合、OpenTypeフォントによるプリントはサポートされていません。
- [カラー]>[カラーモード]が[フルカラー2(RGB/CMYK)]のとき
- [PreRIP]>[PreRIP処理する]にチェックマークを付けているとき
- [レイアウト]>[面付け]を選択しているとき
なお、フォントワークス株式会社の OpenType フォントについては、同一書体の CID フォントがあるときは、リアレンジフォントを入手してインストールするとプリントできます。リアレンジフォントの入手に関しては、弊社販売店、またはカストマーエンジニアにご相談ください。