アプリケーションに対する制限事項
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各アプリケーション共通
■ Macintoshクライアント、Windowsクライアント共通
- Print Serverのプリントの設定が記憶されるアプリケーションがあります。
(次回プリント時に、別のプリンタードライバーを選択しても、Print Serverのプリントの設定が保持されている) - ドロップシャドウのオブジェクトを含むジョブを出力すると、ほかのオブジェクトがイメージ化されることがあります。この場合、ヘアライン警告が効かない、またはフルカラー2でのオブジェクト別の処理が意図どおりにならないことがあります。
- PostScriptデータ中のカラースペースがDeviceNで設定されたオブジェクトは、正しくプリントされないことがあります。
- アプリケーションによって(例えばAdobe Reader 7など)は、部数を入力すると、「部数×ページ数」 分を1ジョブとしてプリンターに送るものがあるため、小冊子プリントを行っても、予想している小冊子を作成できないことがあります。この場合、アプリケーションでは部数を「1」にしてPrint Serverに送り、 プリントオプションの[用紙/ページ]>[部数]で部数を入力してください。
- アプリケーションによっては、ファイルの天と地を自動で判別できないものがあるため、意図した場所にホチキスやパンチがされないことがあります。この場合、ServerManagerウィンドウのプレビューエリアで確認して下さい。
- アプリケーションによっては、1つの元画像を分割してデータを作成することがあります。この場合、プリントオプションの[カラー]>[カラー詳細(RGB設定)]>[分割画像を合成]にチェックマークを付けていると、RGB画像が意図したプリント結果にならないことがあります。
■ Macintoshクライアント特有
- 使用するアプリケーションのメモリー使用サイズが1MB以下に設定されているとプリントできないことがありますので、メモリー使用サイズは、1MB以上に設定してください。
- 分版プリント時に、「指定したプリンタのPPDファイルは、色分解のダイアログボックスで使用しているPPDファイルとは異なります。アートワークの一部がプリントされなかったり、プリントが適切に行われない場合があります。」というメッセージが表示されることがありますが、そのままプリントを続けてください。
- Mac OSにインストールされているフォントとプリントするファイルで使用しているフォントの組み合わせによっては、PostScriptエラーが発生することがあります。
- アプリケーションの用紙設定でプリンターを選択すると、PPDファイル名が表示されますが、途中までしか表示されません。
- QuarkXPressやAdobe PageMakerなど、PostScriptコードを独自に生成するアプリケーションでは、プ リントオプションダイアログボックスで設定した値は、[キャンセル]をクリックしてダイアログボックスを閉じても、次回プリント時に設定値として使用されます。
また、異なるアプリケーション間でも、この設定値は使用されます。[プリント]をクリックしてダイアログボックスを閉じると、設定が正しく反映されます。 - Mac OS Xでは、用紙サイズに「カスタム用紙サイズ」を選択した場合、正しくプリントできないことがあります。
- 用紙選択のダイアログボックスでは、用紙サイズがB5はB5(JIS)、B4はB4(JIS)、8.5×11”はレター、8.5×14”はリーガルと表示されます。
- Mac OS XでLpr経由のプリントをした場合、ジョブのファイル名が文字化けすることがあります。この場合、AppleTalk経由でプリントしてください。
- Mac OS Xからのプリントで、生成されるPostScriptコードが2GBを超える場合、Mac OS Xで壊れた PostScriptデータがPrint Serverに送信され、PostScriptエラーが発生することがあります。PDFの場合 は、DropUtility、WebManager、または共有フォルダ(ホットフォルダ)でプリントできますが、アプリケーションデータの場合は、ページ範囲で複数に分けることで、生成されるPostScriptコードが2GB未満になると、プリントが可能です。
■ Macintoshクライアント特有
- Windows XPのアプリケーションのプリンタードライバーを使用してプリントした場合に、生成されるジョブが4GBを超えるときは、Print Serverに正しく送信されないことがあります。4GBを超えるジョブをプリントする場合は、[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[プリンタとFAX]→[プロパティ]→[詳細設定]タブを選択して、[プリンタに直接印刷データを送る]を選択してください。
- Adobe InDesign、またはAdobe Illustratorで、プリンターにPrint Serverを選択しても、プリンターフォントをアプリケーションで使用することはできません。これはアプリケーションの制限事項です。
各アプリケーション固有
■ ブラウザー
- Internet Explorer 6.0の印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、正しくプリントできないことがあります。これはアプリケーションの制限事項です。
■ Microsoft Office
- Officeなどで作成した半透明の図形は、PostScriptの制約により、画面どおりに再現されないことがあります。
- Word 2007などのアプリケーションで、奇数ページのファイルを両面印刷すると、アプリケーションが自動的にページ調整の白紙を挿入することがあります。この場合、アプリケーションが挿入する白紙出力はメーターカウントの対象になります。
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Macintoshクライアント特有
- Excel Xの印刷設定で、N-Upプリントを設定した場合、プリントオプションの[プリフライト]>[画像警告]>[ヘアライン警告]機能を有効にすると、正しくプリントされないことがあります。
- PowerPointの印刷設定で、[用紙サイズに合わせる]を設定すると、画像が切れたり、印字サイズが変わってプリントされることがあります。
- Word 2004からミックスサイズ原稿をプリントする場合、Wordの[詳細オプション]→[印刷前にフィールドを更新する]にチェックマークを付けてプリントしてください。
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Windowsクライアント特有
- Windows VistaのOffice 2007で、メイリオフォントを使用したファイルをプリントした場合、一部のフォントが抜けることがあります。
この場合、「Office」ボタンで[印刷]→[プロパティ]を表示させ、[レイアウト]→[詳細設定]→[PostScriptオプション]→[TrueTypeフォントダウンロードオプション]を[アウトライン]にしてプリントしてください。 - Word 2010で作成したLetterサイズのファイルをプリンタードライバーからプリントすると、A4サイズでプリントされることがあります。
この場合、プリンタードライバーの[Wordのオプション]→[詳細設定]→[印刷]の[A4または8.5x11インチの用紙サイズに合わせて内容を調整する]のチェックマークを外してください。 - PowerPoint 2007からAdobe PDF Makerで作成したPDFをPrint Serverに読み込んでプリントすると、設定したページサイズでプリントされないことがあります。
この場合、プリントオプションの[用紙/ページ]>[PDFのトリミング領域をページサイズとする]にチェックマークを付けてください。
- Windows VistaのOffice 2007で、メイリオフォントを使用したファイルをプリントした場合、一部のフォントが抜けることがあります。
■ Adobe Acrobat/Adobe Reader(PDF)
- 印刷設定を[用紙サイズにあわせてページを縮小]、または[用紙サイズに合わせてページを拡大]にしてプリントすると、プリントオプションの[用紙/ページ]>[用紙サイズに合わせる]を[しない]にしても、プリントされる用紙サイズに合わせて、イメージが拡大/縮小されます。
- アプリケーションでPDFを作成し、Readerでプリントすると、画面どおりに再現されないことがあります。なお、Distillerで作成したPDFは、正しくプリントされます。
- PDFダイレクトプリントで、文字抜けする場合は、Readerでプリントしてください。
- カタログプリントをすると、正しくプリントされないことがありますので、プリントオプションの[出力方法]>[レイアウト]>[小冊子]の[カタログ印刷]機能でプリントしてください。
- PDFのジョブがエラーになった場合は、PDFのプロパティを確認してください。
(特にフルカラー2では、PDFに処理の関係項目にプロテクトがかかっていると、エラーが発生します) - 仕様により、和文書体の埋め込みは、常にサブセットになります。
- プリントしたとき、一部のフォントが抜けたり、PostScriptエラーが発生したりする場合は、プリントダイアログボックスの[詳細設定]→[PostScriptオプション]→[フォントとリソースのポリシー]を[開始時に送信]、または[使用範囲ごとに送信]から[ページごとに送信]に変更してください。
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Macintoshクライアント特有
- Mac OS 9.2.2、プリンタードライバーがAdobePS 8.7.2の場合、Acrobat 5.0のプリントダイアログボックスでは、正しく表示されません。
- Mac OS XのReaderの印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、PostScriptエラーが発生することがあります。この場合、[プリント方向]に[ポートレート]を選択するか、[フォントとリソースのポリシー]で[ページごとに送信]を選択してください。
■ Adobe Illustrator
- 8.0でオブジェクトに[塗りにオーバープリント]を設定し、PDFで保存すると、白色に対してもオーバープリントが適用されます。これはアプリケーションの仕様です。
- 9.0でRGBカラーを適用したEPSファイルをRGBカラーがサポートされていないアプリケーションでプリントする場合は、[CMYKポストスクリプト]オプションを「オン」にしてください。[CYMKポストスクリプト]オプションを「オフ」にすると、正しくプリントされないことがあります。
- 10.0からのプリントは、プリントオプションの[排出/フィニッシング/両面]>[ソートする(1部ごと)]、または[最終ページから印刷]にチェックマークを付けても、正しくプリントされません。これはアプリケーションの制限事項です。
- 10.0の印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、縮小されずにプリントされるため、正しくプリントできないことがあります。これはアプリケーションの制限事項です。
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Macintoshクライアント特有
- Mac OS 9.2.2、プリンタードライバーがAdobePS 8.8で、10.0の[書類設定]→[アートボード]で設定している用紙サイズと、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが異なる場合、そのファイルを再度開くと、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが、[その他]に変更されることがあります。
また、[書類設定]→[アートボード]と、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが同じ場合でも、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが、[その他]に変更されることがあります。 - 10.0の印刷設定で、N-Upプリントを設定した場合や、プリントオプションの[排出/フィニッシング/両面]>[ソートする(1部ごと)]、[最終ページから印刷]にチェックマークを付けた場合、正しくプリントされないことがあります。
- Mac OS 9.2.2、プリンタードライバーがAdobePS 8.8で、10.0の[書類設定]→[アートボード]で設定している用紙サイズと、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが異なる場合、そのファイルを再度開くと、プリンタードライバーで設定している用紙サイズが、[その他]に変更されることがあります。
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Windowsクライアント特有
- CS4からフルカラー2でプリントした場合、以下の現象が起きることがあります。この場合、フルカラー1、またはフルカラー3でプリントしてください。
- グラデーションが正しくプリントされないことがあります。
この場合、ServerManager の[管理]→[設定ファイルの管理]→[ノーマライザ設定ファイル]→[ファイルの管理]→[新規作成]で表示された[新規作成]ダイアログボックス([名前]と必要に応じて[コメント]を入力し、[OK]をクリックします)で、[オーバープリント設定を保存]のチェックマークを外しても解消します。 - 一部の色が変わってプリントされることがあります。
- グラデーションでトーンジャンプが発生したり、一部の色が変わってプリントされることがあります。
- グラデーションが正しくプリントされないことがあります。
- CS4、またはCS5で作成したグラデーションを含むファイルをプリンタードライバーからフルカラー2でプリントすると、グラデーションが適切にプリントされないことがあります。
- CS4からフルカラー2でプリントした場合、以下の現象が起きることがあります。この場合、フルカラー1、またはフルカラー3でプリントしてください。
■ Adobe InDesign
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Macintoshクライアント特有
- グレースケールのEPS画像をファイルに貼り付けて分版プリントする場合は、Photoshopなどで[ポストスクリプトカラー管理]を「オフ」に設定して、EPS形式で保存した画像を使用してください。[ポストスクリプトカラー管理]が「オン」に設定されているEPSファイルを使用すると、正しく分版プリントされないことがあります。
- 2.0の印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、正しくプリントされないことがあります。また、N-Upプリント、または拡大・縮小を設定した場合、プリントオプションの[プリフライト]>[画像警告]>[ヘアライン警告]機能を有効にすると、警告対象でない部分を警告したり、画像の一部が消えたりすることがあります。
- Mac OS XのOSのバージョンによっては、大容量のファイルをプリントした場合、PostScriptエラーにな ることがあります。これは、PPDファイルのScreenFreqの値(Print Serverではプリント画質を考慮し、 「200」に設定されています)を参照してPSファイルが生成されるためです。(ページを分割してプリントすることで、回避できます)
送信可能なファイル容量は、次のとおりです。
- MacOS X 10.3.9、10.4.11:2GB
- MacOS X 10.5以降:4GB
上記の容量以上のデータを送信する場合、プリンターのPPDファイルの「*ScreenFreq」の値を「200」から少ない値に変更してプリンターを再作成する、またはInDesignの印刷設定で、[グラフィック]→[画像]→[解像度]を[サンプリングを最適化する]に設定してください。(印刷設定を変更すると、PSファイルのサイズが小さくなりますが、画質が落ちますのでご注意ください)
■ Adobe PageMaker
- [カラー]をクリックして表示される[プリント-カラー]ダイアログボックスで、[カラー]を選択しても、ServerManagerの[管理]→[プリントオプションテンプレートの編集]の[カラー]>[カラーモード]を[グレースケール(K)]にしていると、グレースケールでプリントされます。この場合、PageMakerのプリントダイアログボックスで[プリンタ特性]をクリックして表示される、[プリント-特性]ダイアログボックスの[カラーモード]で[カラー(CMYK)]を選択してください。
- 印刷設定で、[後ろのページから]を選択して両面印刷をすると、正しい順序でプリントされません。両面印刷をする場合は、[後ろのページから]を選択しないでください。
- カスタムサイズのジョブをプリントする場合は、プリントオプションの[用紙/ページ]>[用紙トレイ]で、使用する給紙トレイを選択してください。[用紙/ページ]>[用紙トレイ]で給紙トレイを選択せずにプリントすると、エラーが発生することがあります。
- 印刷設定で、カスタムサイズの用紙を選択した場合、トレイ設定は無視されてプリントされます。トレイは、Print Serverのプリントオプションで選択してください。
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Macintoshクライアント特有
- Mac OS 9.2.2でプリントする場合は、プリンタードライバーにLaserWriterを使用してください。
AdobePSドライバーを使用すると、プリントするときの設定表示は「オフ」でも、前回のプリント時の設定のままプリントされることがあります。
- Mac OS 9.2.2でプリントする場合は、プリンタードライバーにLaserWriterを使用してください。
■ Adobe Photoshop
- プリントオプションの[プリフライト]>[RIP 後のデータをファイルに保存]>[TIFFで保存する]、または[PDFで保存する]を選択し、[画質]>[プリンタモード]を[スクリーン(標準)]にした場合、作成したファイルを開くと、正しく表示されないことがあります。
- 7.0の印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、縮小されずにプリントされるため、正しくプリントできないことがあります。これはアプリケーションの制限事項です。
- 印刷設定のプリンターリストの名称が途中で切れて表示されることがあります。
■ Macromedia FreeHand
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Macintoshクライアント特有
- 10.0Jの印刷設定で、N-Upプリント、または拡大・縮小を設定した場合、偶数ページだけがプリントされたり、1枚に全ページが重なってプリントされ、正しくプリントできないことがあります。これはアプリケーションの制限事項です。
- 10.0Jからのプリントでは、Print Serverでジョブ名が正しく表示されないことがあります。
- 10.0JでOpenTypeフォントが入力されたテキストを含むファイルをプリントすると、PostScriptエラーが発生することがあります。
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Windowsクライアント特有
- 9.0Jの印刷設定で、3ページのファイルに4Upを設定すると、全ページとも標準レイアウトでプリントされることがあります。
■ QuarkXPress
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Windowsクライアント特有
- 4.0Jでオブジェクトの線幅を0ptに設定すると、ヘアライン機能が適用され、自動的に線幅が設定されます。このときに設定された線幅が、プリントオプションの[プリフライト]>[画像警告]>[ヘアライン警告]で設定したヘアライン警告幅よりも太い場合、警告されません。
- 4.1Jの印刷設定で、3ページのファイルに4Upを設定すると、3ページ目だけがプリントされることがあります。
- 4.1Jの印刷設定で、N-Upプリントを設定すると、正しくプリントできないことがあります。これはアプリケーションの制限事項です。